※発売になったので別記事でレビューしています。
レビュー:NECA(ネカ) スカーフェイス プレデター
NECAからゲーム「プレデター コンクリートジャングル」の主人公、スカーフェイスがまさかのアクションフィギュア化。
画像はあみあみへのリンクになっています。
一応、「ビデオゲームアピアランス」枠で、ウインドウボックスのパッケージとなるようです。
商品化の報を聞いた時、ゲーム中のこのセリフが頭をよぎりましたよ。
“Hello ScarFace,long time no see.”
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コンクリートジャングルをご存じない方のために解説。
「プレデター コンクリートジャングル」というタイトルの作品は2つあります。
一つはアメコミ。(参考:wikipediaの記事)
もう一つは2005年にPS2と初代XBOXで発売されたゲーム。(wikipediaの記事)
日本では未発売ですけどね、このゲーム。あんなの絶対日本じゃ発売出来ない。Z指定でも無理(笑)
で、このゲームの主人公のプレデターです。このプレデターには名前は特に無かったと思うのですが、上記のwikipediaの記事にもあるようにゲーム冒頭で拳銃で撃たれて左目の辺りを負傷しており、ゲーム終盤の方(エイリアンが出てくるステージ)のデモでカプセルに入った女(うろ覚え)がプレデターを見て言うのが最初に紹介したセリフ”Hello ScarFace,long time no see.”
なので「このプレデターに名前を付けるとしたら、スカープレデターならぬスカーフェイスプレデターというところかな」と私は勝手に思っていたのですが、どうやらこれが正式な名称という事みたいですね。
余談ですが、私はこのセリフで英語では「久しぶり」を”long time no see”っていうのだと憶えました。
NECAのフィギュアの方は、先日発売されたシリーズ14のプレデターの素体を流用したものとなっているようです。流用とは言っても、マスクは当然として肩アーマー、下腕アーマー、腰周り、すね、胸の右半分(左半分はシリーズ15のエイシャントプレデターの流用じゃないかと思います。)とかなりの部分が新規パーツになっているようで、本当に「素体」だけ流用という感じです。現時点では前から見た画像しか公開されていないので、バックパックは不明。ゲーム中だとショルダーキャノンのアップグレードでバックパックも形状が変わるんだったかな?(うろ覚え)
「DXフィギュア」枠だからなのか、頭部がマスク付きと素顔の両方付属なのは嬉しいポイント。プレデターは全部そうして欲しいのですけどね・・・。もっとも、こんなマイナーキャラでマスク付きと素顔の2種類を出しても、両方買う人はそんなにいないだろうという判断だろうとは思いますが。
武器は「スピアーガン」と「モール(トンファー状の刃)」が付属。これは妥当なチョイスだと思います。ゲーム内ではディスクとかスピア(コンビスティック)とかお馴染みの武器もあるのですが、コンクリートジャングル独特の武器はこの2種ですからね。このスピアーガンという武器、撃たれた敵がそのまま壁に突き刺さって死ぬんですよ。映画のAVPでケルティックの投げたステルス状態のスピアが刺さって死ぬ人がいましたけど、あんな感じになるんです。他のゲームでいうと「ライオットアクト」のハープ-ンガンみたいな感じですね。
モールの方はですね・・・・そもそもこのゲーム、近接武器を使い分ける意味が感じられないので特にメリットは無いのですが、見た目が独特なので印象には残っていました。
ハッキリ言ってしまうとコンクリートジャングルは、ゲームとしてはイマイチです。しかし当時としても今でも数少ないプレデターのゲームなので、プレデター好きのゲーマーとしては思い入れのある一作。NECAがこのタイミングで商品化してくれるのは非常に嬉しいです。本当にくどいようですけどNECAのプレデターって可動がいまひとつでしたが、シリーズ14でようやくきちんと可動するフィギュアになってくれた。このタイミングで、つまりはきちんと可動するフィギュアとして商品化されるのが本当に嬉しい。こんなキャラ、商品化されるのはこれが最初で最後だろうと思いますからね。
このフィギュア、一応「ビデオゲームアピアランス」枠となっていますけどこれって意味無いですよね。これまでの「ビデオゲームアピアランス」はゲーム内のドット絵のグラフィックを模したハイライトやシャドウが塗装で入ってしまっているというシリーズでしたが、コンクリートジャングルはポリゴンのグラフィックのゲームなので、別にそんな事はなく普通の塗装になっています。そもそもゲームのキャラなんだから「ビデオゲームアピアランス」も何も無いだろうと思うのですけど(笑)
私は他の「ビデオゲームアピアランス」に見られるその塗装が非常に大嫌いだったので、このフィギュアの商品名でその文字を見た時は一瞬ものすごくガッカリしました(笑)本当、普通の塗装で良かった。
一応「ビデオゲームアピアランス」枠なので、パッケージはゲームのジャケットを再現したものになるようです。ゲームのパッケージイラストのプレデターはまるっきりジャングルハンターなんですけどね(笑:ゲーム内の隠し要素としてジャングルハンターのスキンが使えたので間違いではないのですけど。)