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9/27に発売された、おだまさるによる電撃G’sコミック連載のラブライブサンシャインのコミック第一巻の感想です。
G’sコミック本誌連載は未読、ついでに電撃G’sマガジンも未読。アニメのラブライブサンシャインは13話とも観ています。
以下はアニメとの違いが主となりますので、アニメについてネタバレを含む事をあらかじめおことわりしておきます。漫画の内容についてはなるべくネタバレしない方向で。
前作ラブライブ(μ’s)のSIDとは違います
作者がおだまさるの漫画というと、前作ラブライブの「School Idol Diary」の漫画版を連想しますよね。しかしこの漫画はラブライブサンシャインのSIDみたいなものではありません。
SIDはオムニバス形式で、アニメのラブライブのように最初は3人だったメンバーが増えていったりというような全体の物語はありませんでした。しかしこのサンシャインの漫画はオムニバス形式ではなく、1話、2話、3話・・・と物語が展開していきます。要は普通の漫画なんですね。
アニメとは展開がかなり違います
1話ごとに物語が進んでいく普通の漫画とは言っても、アニメの物語を単純に漫画にしたというわけではありません。かなり展開が違います。「千歌がμ’sに憧れてスクールアイドルを始めようとする」というところと「梨子が音乃木坂から転校して来て、千歌からの誘いを断る」というところは同じなんですが、あとはまるで違う展開となっています。
アニメの序盤の中心人物は2年生3人ですけど、この漫画の表紙は千歌、梨子、果南。そう、曜ちゃんの出番は殆んどなく、逆にアニメ序盤では「過去に何かあった」という事を匂わせるだけで出番が殆んど無かった果南の出番が多いのです。
設定の違い
千歌と梨子についてはアニメとさして変わらない感じがしますが、果南は結構違う印象。アニメの果南は、ちょっとクールで掴みどころが無い、という印象があったのですが漫画だとその感じがありません。あとかつてスクールアイドルをやっていたという設定は漫画では無さそうですね。
他のキャラについては殆んど(あるいは全く)出番が無いので現時点では何とも言えません。
感想
前作のSIDの方が私は好きですね。
SIDは細かい部分の設定こそアニメと違いましたが、おおまかなバックボーンは同じで、アニメでは描かれていなかったエピソードとして、言うなればアニメの補完として楽しむことが出来たのですが、今回はそうではない。
前作のμ’sにしても今回のAQUORSにしてもやはり先に見たアニメの印象・物語が脳裏に焼き付いているのでいまひとつ受け入れられない感じがあり、あまり私はグっと来なかったです。
SIDみたいな、キャラクターにフォーカスしたオムニバスをやってくれた方が良かったと私は感じました。
アニメとどっちがシナリオが良いか、というのは現時点では何とも言えませんね。アニメで言うと本当に序盤の方なので。
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