レビュー:NECA プレデター トロフィーウォール ジオラマ

ちょっと遅くなりましたが、NECAのプレデター2 ジオラマ トロフィー・ウォールをレビュー。

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映画「プレデター2」に登場するプレデターの宇宙船の中の一角、プレデターが狩った得体の知れない獲物達の頭蓋骨と人間の頭蓋骨、そしてあのエイリアンの頭蓋骨が並ぶ壁を再現したもの。


商品名:プレデター トロフィーウォール ジオラマ(プレデター/ 7インチ アクションフィギュア シリーズ)
メーカー:ネカ(NECA)
原作:映画「プレデター2」

内容

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パッケージでは色々な頭蓋骨がディスプレイされていますが、付属するのは左上に飾る恐竜のような頭蓋骨のみ。
他の頭蓋骨は今までに発売されたNECAのプレデターのフィギュア、それも普通のではなくトイザラス限定2パックとか、イベント限定のクリアーのシティハンターとか、そういった物に付属してました。

これらを全部買っていると、パッケージ通りに頭蓋骨が並ぶ様を再現できます。が、骸骨だけをセットにしたものも発売になるそうです。(※2014年4/21追記 骸骨セットが思いの他高くて3000円以上するため、「どうしようかな」と迷っていたら売り切れてしまいました。買っておけば良かったな・・・。)

画像で頭蓋骨の横に並んでいるのは、その骸骨を壁に挿す為の部品。

本体の材質はおそらくポリストーンだかコールドキャストだかで、非常に重いです。高いところから落ちると多分壊れますね。
恐竜みたいな頭蓋骨はPVC製。骸骨を壁に挿す為の部品はABS製、だと思います。

恐竜みたいな頭蓋骨

本体の前に先にこちらを紹介。
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裏面。上の真ん中の穴で壁に挿すようになってます。
プレデターに付属してきた他の骸骨同様、濃いブラウンの上からホワイトでドライブラシして仕上げられてます。
ちょっとツヤが出てしまっていますね。

それにしても、この光沢のある生地がバックだと、何だか標本みたいですな(笑)

本体

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裏側はツルツルで何もありません。

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横にして下側から撮った画像。
下側には滑り止めのスポンジが付いてます。完全に「置き物」という感じ。この角度から見て、沙羅曼蛇2の最終ボス前を連想しました(笑)

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ポリストーンだかコールドキャストという事もあってか、表面は結構ザラザラしてますね。

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一体成型のため、パイプ状のディテールの側面が真っ直ぐになってしまっているのがちょっと気にならなくもないですが、塗装はいい感じで雰囲気は抜群です。

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このテーブル状の部分は、枠だけ明るいブラウン。
※追記 左端だけブラウンが塗られていませんが、どうやらこれはエラー品のようです。

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画像の真ん中辺り、文字が彫られています。プレデターの左腕のコンピューターに表示されるような文字ですね。

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上2枚はテーブル状の部分より下側の壁面。
こちらもパイプ状のディテールがゴチャゴチャとしてます。

骸骨を取り付ける

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骸骨を挿すためのパーツを取り付けたところ。

そして骸骨取り付けなのですが、私はあいにく、今までに出たプレデターを全部は買っていませんのでちょっと中途半端です。
(いや、股関節がアレな旧版のビッグチャップとプレデターのセットとか、要らないので。)
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取り付けて見た所。
うーん・・・・全部揃ってないとちょっと締まらないですね。やっぱりエイリアンの頭蓋骨は欲しいところ。

それはさておき、この骸骨の取り付けがちょっと問題。
まず右下の血まみれの骸骨。斜めになってしまってます。
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これがその取り付け部分。明らかに斜めになってますよね。
この取り付けパーツの根元のピンは断面が丸ではないため、回転させることはできません。確実にきちんとした角度になるようにピンを丸にしていない・・・ハズなんでしょうけど、これが斜めになっているという・・。いい加減な作りですね(笑)
ピンの部分を削って、正しい角度で接着すればいいかな。

そしてもう一つの問題。
右上のヤギみたいな骸骨。というのもこれ、取り付け方が分からないんですよ。
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取り付ける部分と言いますか、取り付けるパーツを壁に挿した状態がこれ。

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取り付け用パーツを壁から外し、問題の頭蓋骨と並べてみたところ。
画像の真ん中辺り、奥歯の後ろ側の穴に挿すのだと思うのですが、明らかに穴の深さより取り付けパーツのピンが長すぎます。
自分で穴を深くしろ、という事なんでしょうか?
まあ骸骨だけのセットを購入すれば同じものが一つ余る事になるので、穴をあければいいかな、とは思ってますが。

うーん、なんともいい加減ですね。さすが洋モノというところでしょうか(笑)
ちなみにパッケージに取り付け方は書いてませんし、説明書には取り付けパーツの取り付け箇所しか書いておらず、頭蓋骨の取り付けについての説明はありません。

プレデター達と並べてみるとこんな感じです。
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そんなに大きいものではないので、ディオラマとしてはプレデター2体ぐらいが限度でしょうか。ちょっとアレな部分がありましたけど、やっぱりこうやってプレデターと並べるとイイですね。

このトロフィーウォールを購入した人が必ずやるであろう、プレデター2のプレデター全員と並べての画像。
(撮影スペースギリギリで、反射板等が置けないため、ちょっと見苦しい写真で恐縮です。)
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やっぱりトロフィーウォールだけでなく、その周りの部分までディオラマで欲しいかな。
あと何より床が欲しいところ・・・・と言っても、映画劇中では煙というかもやが掛かっていて床は見えなかったような。

まあしかし、です。こんな光景を手元に置ける日が来るなんて・・・感無量。

総評

それなりに大きいですが値段を考えるとちょっと高い。
そして重くて取り扱いが大変。骸骨をセットにしてくれてもいいじゃないか・・・・という感は無いわけではありません。

でも、映画劇中で印象的なあの壁がプレデターと同じスケールで並べられるというのはやっぱり嬉しいのですよ。
主役のシティハンターだけでなく、ロストハンター達が全員揃っているとなおの事です。
こんなマニアックなものが商品化されるだけでも奇跡ですから、多少高くても仕方ないかなと私は思います。
実は買うときにちょっと躊躇しましたけど(笑)、いざ全員と並べてみると、やっぱり買って良かったなと。

という事で、NECAのプレデター トロフィーウォールのレビューでした。

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