プレデターのフィギュアが欲しい人へのアドバイス(おすすめ等)


このブログへのアクセス解析を見ていて、「プレデター フィギュア おすすめ」というキーワードでの検索が結構あるようなので、そのものズバリでこの記事を書くことにしました(笑)

当ブログはこれまでにプレデターのフィギュアを何体もレビューしております。⇒「プレデター レビュー」ブログ内検索

NECA製のフィギュアが多いですが、それ以外にもホットトイズ製なども幾つか所有していますし、他のメーカー製のフィギュアの情報もそれなりにチェックをしています。
映画で使われたスーツに最も近いものはどれ?という話になると、映画の実物の形状にそこまで詳しいわけではないのであまり確実な事は言えませんが、プレデターのフィギュアについてはそれなりに詳しいつもりです。

私のオススメする3種(というか3シリーズ)

私がオススメするプレデターのフィギュアはまず、NECAの「アルティメット」

「プレデター アルティメット NECA」 検索結果↓

あとHiyaToys(ハイヤトイズ)の1/18フィギュア。

「ハイヤトイズ プレデター」検索結果↓

次点でホットトイズのムービー・マスターピースです。

「ムービー・マスターピース プレデター」検索結果↓

この3種以外のフィギュアはそもそも少ない

世に出たプレデターのフィギュアって、この3種と「それ以外」の4種類で全部というのが私の印象です。「それ以外」と一括りにするのは大雑把過ぎるだろと思われるかもしれませんが、これには理由があります。
何年にも渡ってプレデターのフィギュアがシリーズとして続いて発売されたのってこの3種くらいなものなんです。NECAとHiyaToysは現在進行形で商品が発売され続けています。ホットトイズはもうプレデターのフィギュアを発売していませんが、2006年~2019年に渡って発売していました。

あとはプライム1スタジオがここ数年継続してプレデターのフィギュアを発売してはいるのですが、これについては後述。
 

 

後ろの大きいのがホットトイズのシティハンター。右がNECAのアルティメット シティハンター。手前がHiyaToysのシティハンター。大きさは全然違います。

●オススメ理由1:入手の容易さ

ホットトイズは若干入手難度高めですが、他2種は容易に入手出来ます。

NECA アルティメット

現在進行形でプレデターのフィギュアを発売し続けていますので、最近発売されたもの・これから発売されるものは容易に入手出可能。発売から年数が経過しているフィギュアについては流石に入手が困難なものもあります。
なおアルティメット枠で最初に発売されたのがシティハンター、次がジャングルハンターだったのですが、この2種は何度か再販されているので5年も前の製品ですけど比較的入手は容易な方かと思います。

HiyaToys

これも現在進行形でプレデターのフィギュアを発売し続けていますので、最近発売されたもの・これから発売されるものは容易に入手可能。最初に発売されたフィギュア(シティハンター等)が2018年発売なので、最初期のものは入手が難しいものもあります。

ホットトイズ ムービー・マスターピース

ホットトイズはもうプレデターのフィギュアを発売していませんが、比較的新しいものであれば中古等で入手可能です。初期の頃に発売されたフィギュアは流石に入手が厳しいです。ただ、最初期に発売されたAVPのプレデター達はかなり頭でっかちでカッコ悪いので、入手する必要は無いのではないかと思います。チョッパー以外は後に「2.0版」として再商品化されていますし。

●オススメ理由2:価格とクオリティ

造形・可動・塗装ともに価格に十分に見合うと思います。ホットトイズだけは結構お高い価格ですが、塗装のクオリティや大サイズならではの細かさを考えれば納得できるかと。(とは言えNECAやHiyaToysよりはハードル高いですが。)
なお、以下の価格についての記述は発売当時の価格です。発売から時間が経過しているものを中古で購入する場合はもっと高い価格になってしまう場合がほとんどでしょう。

NECA アルティメット

アルティメット枠でプレデターのフィギュアが発売された2017年当時は5000円前後。現在では7千円台まで価格が上がってしまいましたが、全高21cm(約1/10スケール)のボリューム感もあり、国内メーカーの可動フィギュアに比べるとそれでも割安な感じはあります。
造形は非常に優れていて、特に顔はホットトイズよりも映画のスーツに似ていると思います。
可動範囲は日本のメーカーの可動フィギュアと遜色ないです。
※詳細はこちらの記事をご参照ください⇒【プレデターのフィギュア オススメその1】NECAのアルティメット

2018年発売の「フジティブ・プレデター」

HiyaToys

価格は3500円程度と安価。1/18スケールと小サイズですが、造形はかなり精密。可動範囲はNECAに比べるとやや劣りますが、このサイズとしてはかなりの可動スペック(ただ、足首の設置が悪いのが惜しい)。塗装もこのサイズでは十分だと思います。

小さいながら、肘が2重関節ではない点と足首の左右接地を除けばNECAアルティメットにひけを取らない可動範囲。

ホットトイズ ムービー・マスターピース

価格は20000円~30000円台と高価ですが、1/6スケールという大サイズは伊達ではないクオリティ。大きいだけに造形も細かく、ネットが本体と別で網を被せるようになっていたり、マスクのレーザーの発光やバックパックの治療器具など、このサイズだからこそ再現出来ているギミックもあります。

このネットだと、関節部も目立たずに自然な仕上がり。 (画像は2013年発売の「シティハンター」)

塗装はかなり手が込んでいて、量産品としてはかなり高いクオリティです。

体表もさることながら、目の塗装が細かい。(画像は2013年発売の「シティハンター」)

「プレデターズ」以降(2010年11月以降)、素体の構造が変更。肘や膝は2重関節ではなくなり、腹と胸の間での可動も無くなりました。

左が後期の商品であるシティハンター。右は比較的初期の商品であるジャングルハンター(商品名は「プレデター」)。
後期の商品の方が見た目は良いのですが、肘の可動範囲が狭くなっています。膝も同様です。

前期の素体はNECAのアルティメットより可動範囲が広く、後期の素体はNECAの一つ前の世代の素体くらいの可動範囲という感じです。(私はホットトイズについては3体しか所有していないのであまり確実な事は言えません。同素体でも各プレデターごとにアーマーの形状から可動範囲には多少の差はあると思います。)

可動を重視される方は2011年11月以降に発売されたフィギュアは避けた方が良いかもしれませんし、見た目を重視する方は逆に2011年11月以前発売のフィギュアは避けた方が良いかもしれません。

腰回りのボロ布みたいなのが本当に布製なので、股関節の可動はNECAよりも上です。(画像は2009年発売の「プレデター」いわゆるジャングルハンター。)

前期素体はかなりよく動きます。ただ大きくて重いので、スタンド無しで自立できるポーズは限られますね。(画像は2009年発売の「プレデター」いわゆるジャングルハンター。)

元々の値段も高いが、さらに高くなってしまっている

前述のようにムービー・マスターピースのプレデターは中古でしかまず入手出来ず、元の価格が高いだけあって値段の上がり方(要は売る側のボッタクリ具合)が半端ではなく、本来の価格の2倍3倍の値段で売られている事がほとんどな印象。この点もあって、NECAやHiyaToysに比べるとちょっとオススメし難い感じになっています。
 

 


 

 

他のプレデターのフィギュアについて

NECA、HiyaToys、ホットトイズをオススメと書きましたが、他のプレデターのフィギュアがこれらに比べて絶対的に劣っているというわけではありません。他のフィギュアの方が優れている部分もあります。が、あまりオススメ出来ないのはそれなりに理由があります。

という事で、以下は他のフィギュアについて私の知る限りで書きます。

固定のフィギュアはハードルが高いです

NECA、HiyaToys、ホットトイズはいずれも可動フィギュア。もちろん純然たる模型としての完成度は関節の継ぎ目の無い固定のフィギュアの方が上です。可動ではなく固定の純然たる模型のプレデターが欲しいという方もいらしゃるでしょう。
しかし、ことプレデターについては固定のフィギュアは安価なもの・小さいサイズのものは少なく、金銭的にも置き場所的にもハードルが高いです。

ペースは遅いですが最近継続的にプレデターのフィギュアを発売しているメーカーとしてプライム1スタジオという会社があります。

これはそのプライム1のシティハンター。画像クリックであみあみの商品ページに飛びますが、値段見てビックリすると思います。

このプライム1スタジオの製品はかなり極端な例なんですが、プレデターの固定フィギュアってこういったスタチューとかマケットと呼ばれるような大スケールで高額な商品がほとんどです。比較的安価なものでも40000円~50000円。10万円超えも珍しくないという。かく言う私もこういうのは買った事ありません。無理、こんな高いの。そもそも可動フィギュアの方が好きだっていうのもありますが・・。

安価な固定フィギュア

固定フィギュアで1万円以下の安価となると、過去にはビリケンとかジオメトリックのソフビキットとか、あとはファルシオンのプラモデルとかありましたが、組み立て塗装が必要なキットという時点でハードル高いですし、そもそも古いので入手はかなり困難でしょう。


あとはコトブキヤのシティハンターとスカープレデター(塗装済みの簡易組み立てキット)が8000円くらいでしたけど、今となってはかなり入手困難。(画像は駿河屋から拝借)


同じコトブキヤでワンコインフィギュアもありましたがこれも入手困難。画像は私の所有するものの幾つか。


こっちはAVPのワンコインフィギュア。(画像は駿河屋から拝借)


あとは当ブログでもレビューした、フリューのプライズのスカープレデター。これも今となっては入手困難。相方のエイリアンは色違いで何度も再登場しているのですが。
※レビューはこちら⇒レビュー:フリュー 「エイリアン リアルフィギュア」「プレデター リアルフィギュア」

安価なもので比較的入手しやすいのはダイヤモンドセレクトのPVCスタチューくらいですかね。(ちなみにこのマスク無し版はSDCCというイベント限定品だったりします。)

Diamond Select – SDCC 2020 Predator Gallery Unmasked PVC Statue

新品価格
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他の入手が容易なフィギュア

最近ラナードというところがプレデターのアクションフィギュアを出しました。

ラナード(Lanard) プレデターコレクション

エイリアン プレデター コレクション – シティー ハンター プレデター 2 – ポーズ自在のフィギュア7インチ

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昨年2021年に発売された商品。米国ウォルマート限定だとか。
ジャングルハンター、シティハンター、バーサーカーの3種と、大きいサイズ(12インチ)のジャングルハンターが発売。
※追記
第2弾が発売されたそうです。2弾は「ジャングルハンター(透明ではない)」「ラム(シティハンターの色を変えただけ)」「ファルコナー」の3種。

大人向けのアクションフィギュアではなく子供向けの安価なトイという趣きで造形はちょっと緩めですが、同社のエイリアンに比べたら全然マシだと思います。
塗装はかなりあっさりしており、ネットは塗装されていないし下腕や脛は肌が露出している部分もアーマーと同じ色の成形色のまんま。あとそもそも色自体が変です。

可動については、NECAの一つ前の素体よりちょっと劣るくらいの可動範囲っぽいです。肘も膝も2重関節ではない。

貴重な、1/12スケール前後のサイズ

注目すべきはそのサイズ。7インチなんですよ。
NECAは「人間が7インチのサイズ(プレデターは8インチくらい)」でしたが、これは単純に7インチのプレデター。つまり1/12スケールくらいの大きさ。1/12前後のプレデターの可動フィギュアって少ないので、そういう意味では貴重。

もっと安く入手出来るなら話は違ったのですが・・

本国での価格は日本円で言うと千円台くらいの安価なトイみたいなんですが、残念ながら日本で購入しようとすると最低でも4000円以上という価格。この内容でその値段だったらNECAやHiyaToysの方が・・・と思います。
1/12くらいというサイズや、おもちゃ然とした部分に魅力を感じるのでなければ選択肢には入り難いでしょう。
せめて2000円くらいで買えるのなら話が違ったと思うんですけどね。

プレデターのフィギュアが欲しい人へのアドバイス(おすすめ等)」への3件のフィードバック

  1. やっとさん

    はじめまして。
    何か良い情報があれば教えて頂きたく
    コメントしました。
    ホットトイズのプレデターを数体持っているのですが、
    ①頭部ドレッドヘアがベタベタして伸びてしまう
    ②合皮部分の劣化でボロボロになる
    これらの予防や対処、対策をご教授頂ければ幸いです。
    よろしくお願いいたします。

    返信
    1. EAST-COW 投稿作成者

      ブログ管理人です。
      劣化の対策方法との事ですが、正直申し上げますと分からないです。

      >①頭部ドレッドヘアがベタベタして伸びてしまう
      記事中の2体の他にロストプレデターも所有しています。3体ともドレッドは特に伸びてはいませんし、べたつきもありません。
      ジャングルハンターとロストプレデターについては髪飾りの輪っかの塗装が退色してかなりくすんだ色になっていますが、シティハンターは特に退色の感じはないです。
      ただシティハンターはドレッドが2本、外れてしまって瞬間接着剤で接着し直した事があります。

      ベタつきに関しては、ボディソープの「ダヴ」で洗えば落とせるかもしれません。
      ※以前にこんな記事書いています⇒PVC製フィギュアのベタつきをダヴで洗ってみました

      >②合皮部分の劣化でボロボロになる
      この3体は合皮が使われている部分が少ない事もあってか、特にボロボロになっている感じはしませんね。色は劣化しているかもしれませんが。
      合皮に関しては、劣化は避けようがない材質ではないかと。劣化してしまったら、自分で合皮シートを切り貼りして作り直すくらいしかないと思います。
      自分で切り貼りするなら、材質は必ずしも合皮ではなくても良いとは思います。
      このジャングルハンターの腕の紐みたいなのなら自分で作り直すのも難しくはないと思いますけど、AVPの腰周りとか、プレデターズなんかだと自分で作って直すのは大変そうだと思います。

      私のプレデター3体の保管状況についてお話ししますと、3体とも発売後すぐに購入し、開封した後はIKEAのデトルフというガラスケースの中に入れています。日光は当たり難い位置に置いてますね。
      このデトルフって完全に密閉されていなくて、隙間からホコリが入ってしまうんですよね。
      完全に密閉されずに風が通るのが良いのか?それとも少ししか風が通らないくらいには密閉されているのが良いのか?分かりませんね。

      以上、具体的な対策方法がお答えできなくて申し訳ないですが、参考になれば幸いです。

      返信
      1. やっとさん

        お世話になります。
        ご教授いただきまして、ありがとうございました。
        ドレッドヘアについてはどうしようもない感じですね。
        その他合皮の劣化なども自分で対処できるところは、頑張って補修してみます。
        NECAの情報は本当に凄いですね。プレデターとエイリアンを合わせて50体ほど持っているのですが、大変参考になる情報ばかりでうれしいです。これからも楽しみにしています。この度はありがとうございました。

        返信

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