【プレデターのフィギュア オススメその1】NECAのアルティメット


プレデターのフィギュアでまずオススメしたいのが、私が最も多く購入しているシリーズであるNECAのフィギュア。
その中でも「アルティメット」枠のフィギュアがオススメです。

「プレデター アルティメット NECA」 検索結果↓

NECAのプレデターのフィギュアの特徴・魅力

NECAのフィギュアは「アルティメット」枠の物とそうでないものがあるのですが、まず両方を含めたNECAのプレデター全体について述べます。

全高21cmほど、スケールは1/10というところ。「7インチフィギュア」という商品名になっていますが、これは人間のサイズが7インチという意味。プレデターは人間より一回り大きいので8インチ程あります。

造形はかなり緻密。顔なんてかなり映画のそれに似ています。塗装については(商品ごとに多少差はあるが)それ程繊細に手が込んだものではありません。ですが大きさを考えれば十分でしょう。

可動範囲については、現行の商品は日本のメーカーの可動フィギュアと遜色ないですが、古いものは可動範囲・可動箇所共にイマイチ。なのでこの点が購入時に注意が必要なところです。

マニアックなプレデターまで商品化

映画の主役であるプレデターは当然の事、「プレデター2」の最後に登場する9人や映画「エイリアンvs.プレデター」の古代プレデター、果てはコミックのキャラや「ケナー」というメーカーから発売されていたおもちゃオリジナルのプレデターまで、かなりマニアックなものまでフィギュア化されています。

これはクランリーダー プレデター。実はAVPと本体はほとんど同じなんですが強烈なヘンテコ具合(笑)

「アルティメット」とは何か

NECAのフィギュアはプレデターに限らず、「アルティメット」という枠が存在します。このアルティメットというのは、”パッケージがウインドウボックスで、付属品が豊富”というタイプの商品に冠される名称。

ウインドウに蓋が付いているこんなパッケージになっています。

「付属品が豊富」と書きましたが、これは日本のメーカーの可動フィギュアなら「普通」くらいの付属品です。特に手首に関しては日本メーカーのそれに比べたら全然少ない。

この画像はアルティメット ジャングルハンター(映画1作目のプレデター)。
※レビューはこちら⇒レビュー:NECA(ネカ) アルティメット ジャングルハンター
頭部はマスク有りと無しの両方、手首も平手や武器持ち手など複数付属。↑のジャングルハンターは映画劇中で手持ち武器が無かったので付属品はこれだけですが、他のプレデターは劇中で使用した武器が付属品として豊富に付属しています。

この画像はアルティメット シティハンター(「プレデター2」の主役)
※レビューはこちら⇒レビュー:NECA(ネカ) アルティメット シティハンター・プレデター

では一方でアルティメットではないフィギュアはどうなのかと言いますと、頭部はマスク付きか素顔のどちらかだけ。手首は1種しか無いのが殆ど。付属品はせいぜい武器だけというのが多いです。
そのため、同じプレデターのマスク状態と素顔状態が別々のフィギュアとして発売される形でした。

近年は傾向に変化あり

プレデター以外も含めて2018年頃から、アルティメットではないフィギュアもボックスタイプのパッケージのものが多くなりました。
そしてことプレデターに関しては、2020年以降はアルティメットでしかフィギュアが出ていませんし、発売予定もありません。今後もアルティメット枠以外で一切プレデターのフィギュアが発売されないのかどうかは分かりませんが。

NECAのプレデターの価格

かつては非アルティメットは3000~4000円程、アルティメットは登場した当時(2017年)は5000円前後という価格でした。前述のように現在はアルティメットでしかプレデターのフィギュアは発売されておらず、価格は6000円~7000円前後というところ(一部例外あり)。ただし、これから発売予定のものについては7000円~8000円くらいに価格が上がってしまっています。

当然ながら、発売から時間が経過してしまっているものは本来の価格帯での入手は厳しいものが多いです。

「アルティメット」をオススメする理由

「アルティメット」は付属品が豊富というタイプの商品に冠される名称だと述べました。それも良い点の一つではあるのですが、一番の理由は”どの商品もきちんと可動する素体だから“です。

NECAのプレデターのフィギュアがシリーズとして継続して商品が出るようになったのは2010年から。実はその前に「AVP2」のウルフのフィギュアが出ていたんですが、シリーズとなったのは2010年の「プレデターズ」のフィギュアからです。
もう12年も続いているわけですが、その間に素体の構造は進化しています。
※関連する過去記事:NECA プレデター 7インチフィギュア素体別まとめリスト

詳しくは過去に↑の記事で書いていますが、現行の素体は3世代目。第1世代はろくに可動せず、第2世代で下半身はよく動くようになりました。そして現行の3世代目で上半身(特に腕)の可動箇所が増え、ようやく日本のメーカーの可動フィギュアと同じくらいの可動スペックになったという感じです。

つまり、12年もの間に発売された数多くのフィギュアに、ろくに可動しないものときちんと可動するものが混在している状態。中には一度商品化されたプレデターが、後の世代の素体で再商品化されたケースも少なくないです。
最近になってNECAのプレデターのフィギュアの存在を知った人が、どれがきちんと可動するフィギュアでどれがそうでないのかを区別するのはかなり大変だと思います。

「アルティメット」と商品名につくNECAのプレデターのフィギュアは、全て現行の3世代目の素体のフィギュアしか存在しません。なので最近になってNECAのプレデターのフィギュアの存在を知った人でも、「アルティメット」と付いているフィギュアを入手すれば、全然可動しなくてガッカリという事態は防げます。

アルティメットのプレデターの可動スペック

現行の素体(アルティメット枠のプレデターは全てこの素体仕様)の可動範囲を「アルティメット シティハンター」をメインとして、「アルティメット ジャングルハンター」素体の相違点を交えつつ概要を解説します。この2体と同じ素体のフィギュアが多いので。
なお、各プレデターごとにアーマーなどの形状の違いから一部箇所可動範囲が狭いものもあります。

頭部


頭部と首の間で可動。ダブルボールジョイントで頭部側も首側もボールです。ほとんどのプレデターは首に蛇腹状のものを付けているデザインなので、首と胴体の間にも見た目を損ねずに可動箇所を入れられそうに思えるのですが、残念ながら首の根元には可動はありません。


首の上下の可動は大体このくらいです。


もちろん左右にも動きますが、プレデターによっては肩回りのものが邪魔で可動が制限されてしまうものもありますね。


アルティメット枠のフィギュアは頭部が2種付属のものが多く、マスク装着状態・素顔を頭部ごとの交換で変えます。映画のプレデターは基本的にこの仕様。映画以外のプレデターについては、マスクが着脱式となっているものもあります。着脱式はマスク装着時にちょっと頭でっかちな見た目になります。


腕は90度近くまで横に上げられます。プラズマキャノン周りが大きいプレデターだと、そちら側だけは可動が妨げられます。


上腕は回転可動があります。
ただし、「ザ・プレデター」のプレデター達はここに回転可動が無く、肘関節が回転する仕様となっています。

これは「ザ・プレデター」のフジティブ・プレデター。回転が肘関節なのであまり曲げると見た目が不自然になるのが残念。


下腕は肌の露出部分とガントレットとの境目で回転出来ます。一部のプレデターにはこの回転がありません。


シティハンターやジャングルハンター(及び同じパーツを使用しているプレデター)は左肩アーマーが大きくて一見可動が制限されそうですが、構造が工夫されています。上腕の回転可動より下側の矢印で示した辺りでアーマーは腕に取り付けられています。


アーマー自体が柔らかい材質で曲がるので、問題なく腕が上がります。
ただし、ジャングルハンター(及び同じパーツを使用しているプレデター)はアーマーからパイプが胴体や下腕に繋がっている都合、可動範囲はちょっと制限されてしまいますし、パイプを千切らないように注意が必要です。

ジャングルハンターの左腕。


肘は2重関節で深く曲がります。


多くのプレデターで右腕に装備されているリストブレード。シティハンター・ジャングルハンターなど伸縮可動するものと、ブレードが取り外し式で展開・収納を再現するものがあります。


多くのプレデターで左腕に装備されているリストコンピュータは、蓋が開閉出来ます。


手首は発売された時期によって関節の構造が違います。
当初は右のボールジョイント接続で全方向に少し傾けられる仕様でしたが、後に左のヒンジ可動になり、手首の内側と外側に大きく傾けられる仕様となりました。
なお、アルティメット シティハンターとアルティメット ジャングルハンターは、初販版は右のボールジョイント仕様でしたが再販分は左のヒンジ仕様に変わっているようです。

胴体


胴体は腰との接続部の他、腹と胸の接続部でもボールジョイントによる可動があります。


胴体の前屈はこのくらい出来ます。逆に後ろ方向へ胸を反らす可動については、各プレデターごとの背中側のアーマーの形状・材質の柔らかさによって違いがあります。画像のシティハンターは背中のアーマーが硬めなのであまり胸を反らせません。


ボールジョイントなので他の方向にも傾けられます。


股関節はこのような、球体の関節になっています。


股関節の前への可動、左右への可動。ここは腰回りに付いている物の形状によって、各プレデターごとに可動範囲が結構違います。
ジャングルハンター(及び同じパーツを使っているプレデター)は、股間周りがPVC製のパンツ状のパーツに覆われているので、左右はともかく前後へ脚を出す可動があまり広くありません。

アルティメット ジャングルハンターの股関節はこのくらいが可動の限界。実は旧素体の方が股関節だけは可動範囲が広いです。

スカーフェイスプレデターは腰回りが広くて厚みがあるので股関節の可動範囲はやや狭いです。

エイハブ プレデターは特に腰回りの毛皮が分厚いので、股関節は全然動きません。


太ももと股関節の接合部で回転可動する他、膝も2重関節で深く曲がります。


足首はボールジョイントで、前後にはこのくらい可動します。


内側への接地はこのくらい可動します。

NECAのフィギュアの取り扱いの注意点

国内メーカーの可動フィギュアでもそうですが、開封して最初に動かす時、あるいはしばらく動かしていなくて久しぶりに動かして遊ぶときは、ドライヤーやお湯などで関節を温めてから動かした方が安全です。

特にNECAのフィギュアは大きい事もあって関節の軸が太いため、長時間動かしていない事で関節が貼り付いてしまうと国内メーカーの可動フィギュア以上に動き難くなる傾向。あと関節全部がABSなどの硬質素材ではなく、軸だけが硬質素材という箇所もあるので、こういう部分はPVC同士で貼り付いてしまいやすいです。

NECAのフィギュアを購入する際の注意点

NECAのフィギュアは豆魚雷というお店が正規輸入代理店となっていますが、主に輸入トイを専門としているお店などでは独自ルートで輸入して販売している場合があります(並行輸入品と呼びます)。
購入される際は、豆魚雷の正規流通品の方が無難です。
理由の一つは、不良品を引いてしまった場合にきちんと対応してもらえる事。
もう一つは、偽物(海賊品)を引く危険性が無い事です。

豆魚雷、あみあみ、ホビーサーチ、でじたみんといったお店は(おそらく)正規流通品しか扱っていないので、これらのお店で購入されるのが良いでしょう。
詳しくは過去に別記事で書いています⇒NECA(ネカ)のフィギュアの偽物を避けるには

「プレデター アルティメット NECA」 検索結果↓


 

 

あのプレデターのフィギュアが欲しい、という方にアドバイス

「アルティメット」のものなら間違いなく可動すると書きましたが、とは言え具体的に「あの映画のあのプレデターのフィギュアが欲しい」という風に思っている方もいらっしゃるでしょう。なのでそういった方向けに、各映画のプレデターがNECAの現行の素体で発売されているか?について以下に列挙します。
つまりは、「この映画のプレデターは、NECAのフィギュアでちゃんと可動するのはどれ?」という話です。

プレデター(映画第1作)

前述のようにアルティメット ジャングルハンターが発売されていますが、このフィギュアには口を開けた状態の素顔頭部がありません。後に「プレデター30th アニバーサリー」というシリーズで、同じ素体で頭部がマスク無しの口を開けた状態のフィギュアが発売されています。

※レビューはこちら⇒レビュー:NECA(ネカ) ジャングルハンター アンマスク・プレデター(30th アニバーサリー)
頭部は1種だけですし付属品も少ないですが、マスク付き頭部は要らない・口を開けた素顔だけあれば良いというのであれば、こちらを購入するのも良いでしょう。(ただし再販されていないので今となっては入手困難です。)

同じく「プレデター30th アニバーサリー」でマニアックなNGマスク(ゴートマスク)版も現行素体で発売されています。こちらも頭部は1種だけですし付属品も少ないです。

※レビューはこちら⇒レビュー:ジャングルハンター マスクド・プレデター(30th アニバーサリー)

また「プレデター30th アニバーサリー」で、「ジャングルデーモン」という透明化した体にジャングルが透けて見えている塗装のものもあります。

この3体と、アルティメット ジャングルハンターの4種だけが現行素体の映画1作目のプレデターです。
これ以外は旧型素体で可動スペックは低いです。

また映画の主人公である、シュワルツェネッガー演じるダッチも劇中の場面ごとの服装違いで何種類も商品化されています。プレデターに比べると可動スペックは劣りますが。

※関連記事
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プレデター2

先にも述べましたが、主役のシティハンターはアルティメットでフィギュア化されています。シティハンターはダメージ版もアルティメットで発売されています。(私は購入していませんが)

あとシティハンターは、「シティ・デーモン」という透明化した体に夜景の色が写っている塗装のものもあります。これはSDCC限定。

映画の最後に登場する9人のプレデター「ロストクラン」も順次アルティメット版が発売されていってます。
現在4体が発売済み。
※関連記事
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残る5体も既に予約が開始しています。一番人気があるであろう、エルダー・プレデターのアルティメット版は11月発売予定となっています。

「プレデター2」は、アルティメットだけが現行素体

「プレデター2」に関しては、シンプルに商品名に「アルティメット」と付くものだけが現行の素体です。
それ以外は旧型素体で、上半身があまり動きません。
 

 

エイリアンvs.プレデター(映画)


この映画に登場するプレデターは、「アルティメット」ではありませんが全て現行の素体ですのできちんと可動します。(現行の素体フォーマットで最初に発売されたのがAVPのプレデターでした。)
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主役3人のプレデターのみならず、最後に登場するエルダープレデターも商品化されています。

※レビューはこちら⇒レビュー:NECA(ネカ) AVP エルダー プレデター

さらに、ピラミッドの上で戦って自爆する古代のプレデター3人も商品化されています。

※関連記事 レビュー:NECA(ネカ) ヤングブラッド プレデター


当然ながら同映画に登場するエイリアンも同スケールでフィギュア化されています。
※レビューはこちら⇒レビュー:グリッド エイリアン AVPウォーリアー

発売されたのが2017年と、もう5年も経過しており再販も無いので今からの入手は厳しいです。
AVPのフィギュアだけ欲しいというのであれば、HiyaToysのフィギュアの方が発売から時間が経過していないので入手が容易かと思います。
 

 

「エイリアンvs.プレデター2(AVPR)」と「プレデターズ」

どちらの映画のプレデターも、可動範囲の狭い古い素体でしか商品化されていません。AVPRのウルフについては、現行素体版が開発中で試作品がNECAの公式ツイッターに載った事もありますが、具体的な発売時期は未定。
プレデターズに関しては、特に再商品化についての発表はありません。
ウルフのフィギュアだけ欲しい、「プレデターズ」のプレデターだけ欲しいという方は、HiyaToysのフィギュアを検討されるのも手だと思います。

 

 

ザ・プレデター

この映画のプレデターは全て現行の素体できちんと可動します。サーモビジョンver.のフジティブだけはアルティメットではないので頭部はマスクのみ・付属品は少ない仕様ですが、他は全てアルティメットでの商品化。

巨大なアサシン・プレデターも同スケールでフィギュア化されている他、映画の終盤を撮り直す前のバージョンにのみ登場したらしいエミッサリー・プレデター2人もフィギュア化されています。

フジティブと、アーマード・アサシン

映画後半が撮り直される前のバージョンにのみ登場する、人間の軍服のような恰好のプレデター「エミッサリー」2種類もフィギュア化されています。


 

 

プレデター・ザ・プレイ

アルティメットでの商品化が発表されていますが、具体的なフィギュアの画像や発売時期はまだ発表されていません。
 

 


 

 

余談

本記事の主題からは外れるのですが、参考程度に記載しておきます。

少数ながら1/4スケールのフィギュアもありました

プレデター2/ガーディアン・プレデター 1/4 アクションフィギュア

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商品点数は少ないのですが、NECAから1/4スケールの大きいサイズのフィギュアも一時期発売されていました。サイズが大きいだけに7インチフィギュアシリーズよりもディテールは細かく、ネットも胴体とは別で網を上から巻いているという仕様になっています。
ただし可動に関しては現行の7インチシリーズよりも劣ります。発売されていた当時の7インチシリーズ(今よりも古い素体)の関節をそのまま大きくしただけの構造だからです。
また塗装に関しても、ホットトイズのような手の込んだものではありません。その分、大サイズの割に価格は1万円前後と比較的安価でした(ジャングルハンターのLEDライトアップギミック付き版のみ2万円超え)。とは言え、今となっては入手困難。本来の価格での入手は厳しいでしょう。

なお、ジャングルハンターのLEDライトアップギミック付き版が12月に久しぶりに再販される事になっています↓

価格は3万円くらいに上がってしまっていますが。

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