レビュー:NECA (ネカ) プレデター シリーズ8 (ジャングルハンター、ジャングル・パトロール・ダッチ、ジャングル・エキストラクション・ダッチ)


NECAのプレデター シリーズ8の3体をレビュー。上の画像は2体しか写っていませんが3体ともレビューします。
「ジャングル・パトロール・ダッチ」「ジャングル・エキストラクション・ダッチ」「ジャングルハンター プレデター」の3体。
「ジャングルハンター」こと初代プレデターはマスクを被った初代プレデターはシリーズ3で一度商品化されていますが、シリーズ8のそれはシリーズ4以降の「プレデター2」のプレデターより採用された股関節や膝関節の構造を備えて可動範囲が向上した新型でした。しかし後には次の世代である3番目の世代の素体(アルティメット・ジャングルハンターの素体)が登場していますので、現在では旧型です。
という事でシリーズ3(第一世代素体)とアルティメット(第3世代素体)のそれとの比較もしてます。

先にレビューしてしまってるシリーズ9でも服装違いでラインナップされていますが、2体のダッチはついにNECAから商品化となった、映画では主役であるアーノルド・シュワルツェネッガー演じる人物。プレデターのファンだけでなくシュワルツェネッガーのファンも注目のフィギュア。このサイズながらその顔はシュワルツェネッガーそっくりでビックリします。


商品名:プレデター 7インチアクションフィギュア「ジャングルハンター」
「ジャングル・パトロール・ダッチ」「ジャングル・エキストラクション・ダッチ」
メーカー:NECA(ネカ)
キャラクター原作:映画「プレデター」

ジャングルハンター

まずは初代プレデターから


とにかくプロポーションと造形はバツグンに良い出来だと思います。塗装も、肌は成型色ベースで透明感があり、ツヤ有りで良い質感。各部アーマーやマスクもシルバーの上からブラウンでウォッシングされており、これも良い質感です。可動抜きで考えれば非常に良い出来。


非常に良い造形。目の部分はツヤありの黒になってます。
撮影に使われた実物のスーツでは、この部分はサングラス状になっていたようです。
ドレッドヘアは軟質樹脂。


首はボールジョイント。
このくらいまでは上を向くことが出来ます。


全身のネットはモールドで再現。
塗装もされています。このジャングルハンターは大丈夫でしたが、NECAのプレデターは
この塗装がずれている事が往々にしてあるのが困りものです。
いっそ、ディテール無しで塗装だけの表現にすれば良いのに、と思うのですが。


腰のボロきれもPVC製。


初代プレデターは足に草履みたいなものを履いているので、そのベルトも再現されてます。
膝から下はアーマーのウォッシングが他よりもキツめに残っており、全体的に黄色というか茶色っぽくなってます。
足回りの方が汚れているという事なのでしょう。撮影で使われたスーツもそうだったのかは分かりません。


背中のバックパックは取り外し可能。(外した状態でパッケージされてます。)


外したバックパック。後ろの小さいパイプが見るからに千切れやすいので注意。


バックパックと繋がっているプラズマキャノンは可動します。


リストブレイドは伸縮します。

全体の可動

造形は良いのですが可動はイマイチです。


腕を上に上げるというか、横に広げるのは画像が限界。温めて柔らかくすればもう少し上に上がりますが、大して動きません。


肘はここまでしか曲がりません。


股関節の構造。クリックの無いリボルバージョイントのような球体関節。


左右に足を開くのはこれが限界。足首は単なるボールジョイントで、ここまで足を開いてぎりぎりで接地可能。


左腕は下腕と上腕を繋ぐパイプと、肩と胸を繋ぐパイプが再現されています。左肩をあまり大きく動かすとパイプが千切れやすいので注意。肘は元々大して動かないため、あまり気にする必要はなさそうです。


足を前に出すのはこれが限界。
あまり動きませんが、腰のボロきれがPVC製である事を考えるとこれは仕方がないのかも。


膝は二重関節のため、結構良く曲がります。が、他が大して動かないのであまり意味が無いように思えますね。

なお、胴体は腰の回転可動以外に可動箇所はありません。

旧素体・新素体のジャングルハンターとの比較

このシリーズ8のジャングルハンターはNECAのプレデターの素体としては2番目の素体で、最初の素体に比べて下半身の可動範囲が改良されていますが、後にさらに上半身の可動も改良された3番目の素体が登場しています。
初代プレデターであるジャングルハンターは3つの素体全てで商品化されていますので、新旧との比較です。

左が第1世代であるシリーズ3のジャングルハンター。真ん中がシリーズ8。そして右が後発である第3世代のアルティメット・ジャングルハンターです。

シリーズ3のジャングルハンターとの比較


左がシリーズ3、右が今回のレビューのシリーズ8。
ジャングルハンターこと初代プレデターはシリーズ3で一度商品化されてますが、この時は股関節が回転軸だけで、太ももを真ん中で切ってしまっているという仕様。また膝関節も二重ではなく、大して曲がりませんでした。

シリーズ8のこれは、シリーズ4(プレデター2)から取り入れられた股関節・膝関節の構造を取り入れた新バージョンという位置付けですね。
関節構造のせいかシリーズ8の方が気持ち少し背が高いかな。
どちらも肌は成型色ですが、色は微妙に違っています。私の購入したシリーズ3のそれはエラー品で、実は右腕のアーマーがシルバーで塗装されていませんでした。


膝関節の構造の違いからシリーズ3は可動軸が露出していないため、こっちの方が見た目が綺麗と言えば綺麗ですが、太ももをぶった切る愚行に比べたら、こんなのは微々たる問題。


問題の股関節。左のシリーズ3のものは太ももが途中で切れてます。腰のボロきれはシリーズ3では太ももや股間部分と一体成型。
ボロきれは割とうまく部品を分割しているのですけど、太ももはあんな風に。(追記:シリーズ3の股関節の構造はゴートクラシックプレデターと同じなのでこちらのレビューを参照。)

シリーズ8は既に説明した通り股関節は球体ジョイントで、別パーツのボロきれで股関節構造を隠しています。圧倒的にこちらの方がベターだと私は思います。

シリーズ8はシリーズ4以降の構造を取り入れた新バージョンと書きましたが、残念ながら取り入れてもらえなかった部分が1箇所あります。それは腰。


胴体と腰は回転可動しますが、接している部分が平面になってしまっています。
そのため、回転させると不自然になってしまいます。


後ろから見るとこうなってしまいます。

シリーズ4以降の「プレデター2」のプレデターは、腰の構造がこうではありませんでした。

この2つの画像はシリーズ4のシティハンター(原作「プレデター2」)。
腰の中に胴体パーツが入っている構造になっています。これなら腰を回してもおかしな事にはなりません。腰と胴体の接続はボールジョイントで、僅かながら前後屈できます。

てっきり、シリーズ8のジャングルハンターの腰もこうなると思っていたのですが、残念ながらシリーズ3と同じでした。

アルティメット・ジャングルハンターとの比較

後発である新型素体のアルティメット・ジャングルハンターとの比較。

左がシリーズ8で右がアルティメット。
アルティメットの肌は部分によって塗装だったり成型色ベースだったりと質感が統一されていないのが残念。肌の色自体も黄色くてシリーズ8とはかなり違います。
ただ、可動については肘が2重関節、上腕に回転軸がある上にリストコンピュータも開閉可能。さらに胴体も腹と胸の間でボールジョイント可動とかなり向上しています。でも実は腰のボロ切れの下面が前後でくっついている都合、股関節の可動範囲はシリーズ8に比べてやや狭くなってしまっています。(詳細はアルティメット・ジャングルハンターのレビューをご覧ください)

可動範囲・付属品の充実度、さらに現在の入手難度からして後発のアルティメットジャングルハンターの方が圧倒的にオススメです。

ジャングル・パトロール・ダッチ(JUNGLE PATROL DUTCH)

続いてシュワルツェネッガー。


上半身がタンクトップにベストというスタイル。
多分映画劇中で最も長く着ていた服装。

シリーズ9の「ジャングル・エンカウンター・ダッチ」と比較


シリーズ9のレビューにも書きましたが、この2体は造形的には上半身のベストの下が
裸かタンクトップかが違うだけであとは同じです。(でも顔が微妙に違うような同じような。)
ベストの色は結構違ってますね。
可動範囲や付属品は全く同じなので省略。


ベストの下は迷彩柄のタンクトップとなってます。

頭部


顔はシリーズ9のレビューでも比較しているのでさらっと説明。
造形は非常に良く出来ています。シリーズ9のジャングルパトロール・ダッチと違って目は単色。
そして顔の造形は全く同じのような微妙に違うような・・・。
どちらかと言えばシリーズ9のジャングルパトロール・ダッチより、こちらの方が
シュワルツェネッガーに似ていると私は思います。


可動範囲は同じなので、大してポーズを付けられません。

ジャングル・エキストラクション・ダッチ(JUNGLE EXTRACTION DUTCH)


ベストの下にジャケットというスタイル。
映画序盤での服装です。
下半身は先のジャングル・パトロールやシリーズ9のジャングル・エンカウンターとほぼ同じですが、右のすねにマチェットの鞘があるのが相違点。


この鞘なんですが、すねに巻いているベルトが塗装されておらず、ズボンと同じ色になってしまっています。

ネットの掲示板の書き込みなどを見た限り、どうもこれは私がエラー品を引いたわけではなく、塗られていないのが仕様のようです。


太もものベルトは塗られているんですけどね。気になる人は自分で塗ってやると良いでしょう。

このジャングル・エキストラクションも可動範囲は同じですし、付属品も同じアサルトライフル・ハンドガン・ナイフが付いてますが、前述の鞘に納めるマチェットが付いてます。


鞘に納める事はできますが、持たせるのは無理です。手首が銃持ち用なので。


ベストは同じものですが色が異なり、手榴弾が付いています。ジャケットはドライブラシ仕上げになってます。

頭部


葉巻を咥えた造形になっています。これもシュワルツェネッガーの顔を良く再現していますね。こちらも目は単色です。


左からの横顔が特に良く似ていると思います。


可動範囲は同じなのであまり動きません。本当に造形は非常に良く出来ているだけに、可動がイマイチなのが残念ですね。

総評

プレデターもシュワルツェネッガーも造形は素晴らしいのですが、可動がイマイチなのがもったいないんですよね。
以上、NECAのプレデター 7インチアクションフィギュア シリーズ8のレビューでした。

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