レビュー:μ’s Live in Theater 感想

ラブライブ! μ’s Live Collection [Blu-ray]

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※追記「ラブライブ! μ’s Live Collection」としてこれまでのPVとアニメ劇中のライブシーンをまとめたBDが発表されました。内容的には「μ’s Live in Theater」とほぼ同じだろうと思います。

ラブライブの「μ’sありがとうプロジェクト」の一つとして1/10から上映している「μ’s Live in Theater」を見てきたので感想です。

群馬県内の上映館はMOVIX伊勢崎のみです。参考:公式サイトの上映劇場リスト
ほとんどの映画館では上映は数回のみで基本的に「サイリュームの持ち込みや声を出してOK」なのですが、MOVIX伊勢崎は1/22まで毎日上映。土日のみが「サイリュームの持ち込みや声を出してOK」で、平日は通常の上映。
すごい力の入れようだ、MOVIX伊勢崎(笑)
上映回数はともかく、通常の上映があるのは貴重。正直、通常の上映が無ければたぶん観に行かなかったですね私は。

内容の構成

公式サイトの紹介にある通り、1st~6thシングルのアニメPVと、TVシリーズ1期・2期そして劇場版のライブ場面をまとめたものです。
1期・2期・劇場版のライブ場面については、映像も音声もアニメ劇中のままで新規の絵はありません。なのでほとんどの曲はショートver.ですし、曲によってはキャラが会話している音声がそのまま入ってしまっています。例えば「Wonder Zone」とか、1期13話の「START:DASH」とかがそうですね。

ちなみに「SUNNY DAY SONG」は劇場公開版ではなくてBlu-Ray版の修正された映像になっていました。なのであの場面で海未ちゃんはいます、端っこに腕だけ(笑)
一方「僕たちはひとつの光」は音が劇場公開版のままみたいでした。Blu-Rayだと1番の最後の”今が最高”のところで音がフワっと左から右に流れますけど、流れない方のバージョンでした。

「愛してるばんざーい!」と「Oh,Love&Peace!」はありません

公式サイトの楽曲一覧を見てお気づきの方もいるかと思いますが(私は実際に観に行くまで気が付かなかったです。)、アニメで流れた歌が全曲あるように見えて、実は「愛してるばんざーい!」と「Oh,Love&Peace!」はありません。
まあ「Oh,Love&Peace!」は流れた映像が本当にただのスタッフロールなので仕方がないような気はしますが、「愛してるばんざーい!」は何故に無いのか。2期13話の卒業式で歌う場面を流せば良いと思うのですが・・。

やっぱり映画館の音響って素晴らしい

かつて劇場版を映画館で見た際、劇中の6曲中最初に流れる「Hello,星を数えて」が流れ始めた時の衝撃は凄かった。その音の迫力に飲み込まれた。
先月に劇場版のBlu-Rayを買いましたが、家で観ると音がかなり物足りなく感じ、やっぱり映画館の音響って凄かったな、と思っていたのです。
私が今回の「μ’s Live in Theater」を観に行った動機は映画館の音響で劇場版以外の曲も聴きたいという気持ちでした。
実際に観て、と言いますか聴いて、くどいようですけど本当に映画館の音響って素晴らしい。聴きなれた曲がこんなにも迫力を増すものかとつくづく思います。

残念なところ

「愛してるばんざーい!」が無い

先ほども書きましたけど、この曲が無いのは謎ですね。

映像のつなぎ方がちょっと雑

まず「きっと青春が聞こえる」と「どんなときもずっと」の2曲。TVシリーズのエンディングであるこの2曲はアニメ本編の終わりの辺りからイントロが流れ始めるので、イントロ部分の絵が無いんですね。そのためこの「μ’s Live in Theater」では、イントロ部分の時は曲名とアーティスト名(μ’sのキャラ名と声優)が表示されているだけの画面が映ります。
新規で絵を作れとは言いませんが、もう少し何とか出来なかったかなと思います。

他の曲も、劇中で曲が流れている場面をそのまま繋げているだけである都合、曲の終わり際にライブ場面以外のシーンが一瞬だけ映る事があるのが雑な感じがします。
例えば「Wonder Zone」は曲の終わりに2年生3人が神田明神の階段で夕日の方を見ている場面が一瞬だけ映りますし、「?←HEARTBEAT」は曲の終わりに一瞬だけ穂むらが映ります(笑)
映像の頭は必ずしも曲の始まりからではなく、その前から映像が始まる曲もあったので、次の曲の映像の始まりに曲の終わりを被せるようにすれば良かったのではないか、というのは素人考えでしょうか?
例えば「?←HEARTBEAT」の次の「SUNNY DAY SONG」は穂乃果が太陽を掴む場面から始まるので、ここに「?←HEARTBEAT」の終わり際の音を被せてしまっても良いと思うのですよね。

総評

とにかく、映画館の音響で1st~6thのシングルとアニメ劇中で流れた楽曲を聴ける。それにつきます。私はそれが目的で観に行き、観る(というよりも聴く)価値はあったな、と感じました。ラブライブはアニメの内容そのものだけで、曲にはあまり興味が無いという人にとっては観る意味はほとんど無いであろうと思いますが、劇場版を観て映画館の音響の凄さを感じた人、他の曲もこの音響で聴いてみたいと思った人なら聴く価値はあると思います。劇場用ではない曲を劇場の音声で聴ける機会なんてそうそうないですからね。

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