ハセガワのプラモデル「1/12可動フィギュア用アクセサリー」シリーズの久しぶりの新製品、公園のベンチとゴミ箱をレビュー。
商品名:公園のベンチとゴミ箱
メーカー:ハセガワ
商品名は「ベンチとゴミ箱」ですが、スケボーがオマケで付いています。
大きさ
可動フィギュアという事で「ラブライブ!」のfigma 園田海未とfigma 絢瀬絵里の2体と並べてみました。
座らせるとこんな感じ。
アニメ1期の7話「エリーチカ」で2人が公園のベンチで話す場面。これがやりたかったのでこのプラモ買いました。でもfigmaの海未ちゃんは丁度良い表情が無いんですよね。
同じハセガワの「1/12可動フィギュア用アクセサリー」シリーズの「学校の机と椅子」と並べるとこんな感じ。
どちらも成型色は木のブラウンとグレーですが、ちょっと色味は違います。
ベンチ
成型色は「机と椅子」と同じくそんなには透けませんので、塗装無しで組み立てても悪くない感じです。可動フィギュアと組み合わせて、特に座らせることを考えると色移りを避けるためにも座面や背もたれのブラウン部分は塗装しない方が良いと思います。
背もたれの板は流石にこの厚さを一体成型というわけにはいかず、背面が肉抜きされていてフタをするという構成になっています。全部塗装するという場合はここの合わせ目を消した方が良いでしょう。
長さがあるのに両端にしか脚が無く、座面の裏は肉抜きされているという事もあってか、特にフィギュアを座らせると真ん中あたりがたわみやすいです。
ベンチの座面の裏側なんて誰も見ないとは思いますけど、ここはきちんと裏側にフタをして欲しかったと思います。
背もたれや座面の板は1枚ずつの別パーツではなく繋がった一つのパーツになっています。このため画像の矢印や赤丸で示したように、細い板で繋がっているのが見えます。
可動フィギュアと組み合わせて遊ぶという用途でスナップキットという点から強度を考慮してこうなっているのだと思います。
ちょうど脚のグレーのフレームに重なる位置にこの余剰な細い板が来るようになっていますので、パッと見は違和感ありませんが、純然たる模型として見ればこの部分は切り離して板を別々にしてやった方が良いでしょう。
ただ、座面は脚のピンが刺さっているのは2番目と4番目の板のみですし・・・
背もたれは一番上の板は左右にピンが刺さっていますが、2番目と3番目はそれぞれ左右の片方にしかピンが刺さっていません(上下の組間違い防止のためでしょう)。
なので板を切り離して別々にしようとする場合は、位置をしっかり決められるように工夫が必要になりますね。
ゴミ箱
公園ぐらいでしか見かけないタイプのゴミ箱。1/12スケールのゴミ箱というと、他社製品でカプセルトイの家庭用のゴミ箱とか、あるいはトミーテックで駅にあるようなゴミ箱などが商品化されていますが、このタイプはまだありませんでした。
本体はコーナーの細い面取りの中心部に合わせ目が出てしまっています。もう少し細かく工夫してパーツ分割してくれれば合わせ目無しに出来そうなデザインですが、残念ながら合わせ目あり。
中は何もありません。ビニール袋でも自作して入れてやればそれらしくなりそう。
スケボー
商品内容としてはオマケの位置づけだとは思いますが、本体、車輪x4、車輪の基部x2の7パーツ構成で車輪周りも精密に作られています。
車輪の穴と軸はよーく見ると片側は断面が円ではなく楕円になっているので、向きを合わせないとはまってくれません。
ボード本体の天面はシボ加工されていてザラザラの質感。組み立て説明では、ここと車輪は黒で塗装の指定となっています。
「ラブライブ!」のfigma 星空凛と並べてみました。
行っくにゃー。
車輪は回転しないので転がし走行出来ません。でも可動フィギュアと組み合わせて遊ぶのなら、転がらない方が良いですね。
総評
座面の裏フタが無いせいかちょっとたわんでしまうのが残念ですが、可動フィギュアに合わせる小物(大道具?)としては汎用性があると思います。やっぱりこういう日常的に見かけるものと可動フィギュアを組み合わせると楽しい。
価格は定価だとちょっと高い感じもしますが、安いお店なら1000円しないので充分でしょう。
以上、ハセガワのベンチとゴミ箱のプラモデルのレビューでした。
ハセガワ 1/12 フィギュアアクセサリーシリーズ 公園のベンチとゴミ箱 プラモデル FA10 新品価格 |
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