レビュー:NECA(ネカ) リザレクション エイリアン ウォーリアー(シリーズ14)


NECAの「エイリアン4」のニューウォーリアーをレビュー。2019年の9月頃に発売になったフィギュア。

商品詳細

  • 商品名:エイリアン/ 7インチ アクションフィギュア シリーズ14 「エイリアン4: エイリアン・ウォーリアー」
  • メーカー:NECA(ネカ)
  • キャラクター原作:映画「エイリアン4」

全体


付属品はありません。

私は細かい形状について詳しいマニアではないのですが、映画では次作であった「エイリアンvs.プレデター(AVP)」のエイリアンはエイリアン4と脚部以外はほぼ同じ形状。
という事でNECAのフィギュアも先に発売されたAVPのウォーリアーと同じパーツがほとんどで、異なるのは脚部と手の指だけのようです。
ただ、AVPウォーリアーの胴体パーツを使用したクリサリス(カプコンのアーケードゲーム)の時点で金型を改修したのか首の関節構造が変わっていました。
このリザレクションウォーリアーはクリサリスよりも発売が後でしたので、首の関節はやはり同じになっています。(詳細は後述)

塗装はブラックの成形色の上からブラウンをドライブラシといういつものNECAのエイリアンの仕上げですが、ドライブラシとは言ってもパーツのほぼ全面を覆ってしまうほどに色を乗せている(奥まった部分だけブラックが残っている)という「エイリアン3」のドッグエイリアンに近い塗り方になっています。

各部

ほとんどのパーツはAVPウォーリアーと同じなので、脚部以外の可動についてはAVPウォーリアーのレビューを参照ください。


頭部はAVPウォーリアーと同じもの。口の開閉やインナーマウスも同じ。ドーム部分は透明度が高く、前部と後頭部付近のみスモークが吹かれていてすごくツヤツヤで綺麗な仕上がりです。


先ほど書いた首の関節。
AVPでは頭部も胴体側もボールジョイントの受けになっていて、鉄アレイ状のダブルボールジョイントでの接続だったのが、胴体側は前後可動のヒンジで頭部との接続のみボールジョイントになっています。

このために上を向く可動だけはAVPよりやや劣りますが、特に後側の関節の隙間が無くなり見栄えが向上しています。

左のAVPウォーリアーと比べると、隙間がかなり少ないです。


胴体はAVPと同じもの。


腕も同じですが指のパーツだけが異なります。


その指。真ん中の2本の指だけが長い。可動範囲は同じです。


このエイリアンの大きな特徴である逆関節の脚部。
太ももと上の膝関節、足首はAVPと同じで、それ以外が新規のパーツとなっています。


膝をいっぱいまで曲げた状態。上の膝はAVPと同じなので180度近く曲がりますが、下の膝は90度くらいまでしか曲がりません。
シリンダーのような腱があるデザインなので二重関節には出来なかったのか、あるいは関節の強度の問題か。


尻尾もAVPと同じ。ベンダブルでクネクネ曲がります。


細い逆関節で膝が2つあるため、尻尾で支えずに自立は他のエイリアン以上に厳しいです。

総評


AVPウォーリアーの出来が良かったので当然ではあるのですが、NECAのエイリアンではいつも通りの安定したクオリティ。造形もしっかりしていますし可動範囲も広い。

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