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昨日11/19発売になったアクションゲームサイドvol.3の、全体をざっと読んでみての感想です。
今回はメタルスラッグの特集。

公式サイトの紹介ページはこちら

シューティングゲームサイドは毎回買っている私ですが、これまでに発売されたアクションゲームサイドvol.1とvol.2は特に琴線に触れるものがなかったので買っていませんでした。(ロックマンの特集だったvol.Aと悪魔城特集のvol.Bは、元の「ゲームサイド」誌を持っていたのでスルー。)
今回はメタスラ特集という事で買ってみました。そんなにメタスラが好きなわけではないんですけど。
そして買ってから気がつきましたが、地球防衛軍シリーズの小特集もありますね今回は。という事で、この2つについて感想を書きます。

メタルスラッグ特集

60ページもあります。
攻略に関しての記述は殆どありませんが、テクニック(鬼避け・ナイフキャンセル等)の解説はあります。
カラーページの殆どは歴代シリーズの解説と、イラストギャラリー。「コンバットスクールの歴代教官メモリアル」なんていうのもあり(笑)
「X」のメグ教官推しのようです(笑)

1～XXまではもちろんの事、ゲームボーイアドバンスやネオジオポケット、モバイル向けも網羅されています。モバイル向けは1ページに4タイトル紹介されている形で、あまり深く解説はされていません。
モバイル向けってこんなに沢山出ていたんですね。今も昔もモバイル向けゲームに興味が無い(というか携帯やスマホに興味が無い)ので全く知りませんでした。
あと、メタスラのキャラがゲスト出演しているゲームについても載っています。
「SVC Chaos」とか「ネオジオバトルコロシアム」は知ってましたけど、フィオがギャルゲーのヒロインになっていたなんて知りませんでした。こんなの出ていたんだね。

メタルスラッグを始め歴代の乗り物ギャラリーもありますが、残念ながらモノクロページ。これはカラーにして欲しかったかな。
あとグッズ紹介として、1/8フィオのフィギュアとガチャガチャのメタスラが紹介されてますが、ガチャガチャはマルコしか載ってません。このガチャガチャ、発売当時に探したけど全然見かけなかったな・・・・。

タイトルの多さから言って攻略に関しては載せられないと思うので、まあ妥当なところかなとは思いますが、開発者のインタビューでもやって欲しかったですね。
amazonのレビューに書いていらっしゃる方がいましたが、もう少し踏み込んだ内容があると良かった。
イラストなんかも見ていて懐かしくはあるのですが、おそらく過去作の移植版のギャラリーなんかで見ることは可能だと思う。じゃあこのゲームサイドの記事でしか見れないものがあるか、となるとちょっと弱い感じがしました。

地球防衛軍小特集

モノクロで10ページ。
歴代シリーズの紹介だけ、と言って良いでしょう。こちらもモバイル向けのタイトルも載っています。防衛軍のモバイル向けってこんなに出ていたんだ、とこっちでも驚き。

正直イマイチ。
防衛軍ファンにとって興味深い部分は特に無いと思いますし、このシリーズをプレイした事がない人に興味を持ってもらうきっかけになるとも思えないです。
特に「これは甘いな」と思ったのが、レタリウスの糸についての記述。
糸が壁を貫通してくるくせに、捕まって障害物に挟まると脱出できずに死亡確定になってしまうという点が、PS3版のフリーズ問題と並んで「4になって起きた良くない点」として挙げられています。
まあ確かにレタリウスの糸については、発売当時に私も憤慨したのですが、これはパッチで修正され、現在は障害物にはまった場合、一定時間で自動的に脱出できます。
なのでこれは、現在ではいちおう解決済みのはず。

PS3版のフリーズについてはパッチで修正される事が記述されていますが、レタリウスの糸については(おそらく)修正前の事が書いてあるのはどうかと思いますね。修正されてもまだ問題ありだと思う、というのなら分かりますけど、そういう意味には見えませんでした。

悪くないかなとは思いますが、今さら昔のゲームを特集するのですから、もう少し踏み込んだ内容が欲しいですね。開発者へのインタビューが無理なら、ライターがそのゲームがゲーセンにあった当時の思い出を語るとかでも良いと思う。
昔の「ゲームサイド」だと「箭本 進一」というライターがモノクロページでそういうの書いてましたよね。ああいうのがあると良かったかな、と思いました。
とはいえ、メタスラが特集される事なんてそう無いのでファンの人は押さえておくべきかも。

そういえばメタルスラッグ、WAVEからプラモ出る予定だよね。