雷電IVの自機の3Dプリンタ用モデルデータが無料配布だそうです。

PS3の「雷電IV Over Kill」の公式サイトで、自機の3Dプリンタ用のデータというのが
今日から配布されています。公式サイトのページはこちら

雷電25周年のキャンペーンという事で「雷電IV Over Kill」が期間限定で50%オフ。
あと3Dプリンターが抽選で1名にプレゼントとの事で、3Dデータ配布もこのキャンペーンの一環という感じでしょうか。
(キャンペーン終了後もモデルデータの配布は続けてくれるようですけど。)
私はXBOX360版の雷電IVを持っているのでPS3版は未購入。半額で1500円程となると気になりますが、シューティング好きで模型も好きな人間としてはそれ以上にやっぱり3Dデータの配布が気になります。

3Dプリンタってここ最近になって急速に認知されるようになって来ました。
決して安くはない代物ですが、個人が購入可能なくらいの価格のものも出てきていますよね。
「そう遠くない将来、プラモデルみたいな商品は物体ではなくデータで販売されるようになるんじゃ」
なんて考えた事のある人は少なくないと思いますが、公式にキャラクターの模型のデータが配布というのはまだ珍しい事・・・と言いますか私はこれまでにそういう話を聞いた事がありません。

この雷電のデータ配布を見て、何かこう、夢があるというか期待をしてしまっています。
シューティングゲームってまあマイナージャンルなわけですよ。

最近はそれなりに立体物の商品化が出てきてはいますが、そんなに多く売り上げが見込めるようなジャンルじゃないと思います。たぶん立体物の商品化がそう望めるようなジャンルではない。
でもこういう風にデータの配布ならどうでしょう。
3Dモデルについて詳しくないので素人考えですが、ゲーム開発時に作ったモデルデータを使う事が出来るのであれば、開発コストがあまり掛からずに済むのではないでしょうか。
少なくとも高いお金をかけて金型を作るプラモデルよりは遙かにコストが安そうに思えます。さらに言えばデータ配布なら在庫を持つリスクもないでしょうから、商品化のハードルが低くならないかな・・・と。もっともそれが商売として成り立つには、もっと3Dプリンターが普及しなくてはならないとは思いますが。

さっき「ゲーム開発時に作ったモデルデータを使う事が出来るのであれば・・」と書きましたが、でもだからと言ってデータ配布ならゲームに出てくるキャラクターを全部立体商品化できるかというと残念ながらそうはならないと思います。
雷電IVに限らずゲーム内で実際に動くモデルって、ディテールは本当に立体としてモデリングされておらず、テクスチャで描かれているだけ。

なのでゲーム内モデルを3Dプリンタで出力してもディテールの無いツルツルの立体にしかなりません。
オープニングムービーとかパブリシティ用のハイエンドな3Dモデルならディテールがきちんとモデリングされているので、3Dプリンタで出力すればきちんとディテールのある立体になるのだと思います。雷電IVは自機だけはハイエンドなモデルがありますから今回のような事が出来たのでしょう。

・・・・と知ったような事を書きましたが、私は3Dプリンタ持っていないのでこの雷電の自機を立体として出力する事は出来ません(笑)
雷電の自機、立体で欲しいですけどね。
知名度から言って、雷電ならプラモデルとかでの商品化も何とか出来ないかな、なんて思ったり。シューティングゲームヒストリカは出てますけどね。
エンジン部分が下を向いてホバリングするギミックがある機体なんで、プラモデル向きではあると思いますけど。
そういう可動ギミックというのは3Dプリンタではやり難い部分だと思います。
話が戻りますけど、そう考えると仮に3Dプリンタ用データ配布という商品が出てきたとしても、プラモデルという商品の存在意義が無くなるわけではないかもしれませんね。

・・・・いや本当、夢と言うか色々と思いを馳せてしまいますよこれは。

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