レビュー:リボルミニ ロビンマスク


今日発売のリボルミニ、ロビンマスクをレビューします。
基本的な可動範囲は先に発売されたキン肉マンと変わらない上、同時発売のウォーズマンのレビューもあるのでちょっとあっさり目のレビューです。

商品名:マイクロヤマグチリボルミニ rm-009 ロビンマスク
メーカー:海洋堂/ケンエレファント
キャラクター原作:漫画「キン肉マン」

内容


本体、スタンド、コーナーポストと丸型ベース、交換用顔パーツ2種、アノアロの杖、交換用手首パーツ、足首アタッチメントパーツとなっています。

本体


PVC製の量産品の常で、鎧のシルバーはメーカー公式の画像に比べると若干光沢が劣りますが、それでも充分な光沢です。
メーカー公式画像だと肌が単色でしたが、製品はスグル同様に塗装でシャドウが入っています。あとは鎧のフチの厚みが製品の方がぶ厚いですね。これについては後述。


通常の顔


額に傷のある顔


ユニコーンヘッド
アノアロの杖を頭部に装備した状態、らしいのですが私はネプチューンマンが出てくる辺りまでしか原作を知らないのでさっぱり。

鎧の着脱


腕の鎧は単純に手首を外してスポっと外す構造です。
ここで良くない点を一つ。
この腕と鎧の間に色移り防止用のビニールが入っていませんでした。で、左腕だけ鎧のレッドの塗装が癒着してしまっていて、鎧を外したら腕にレッドが付いてしまっていました。(スポンジヤスリで落としてしまったので、写真には映っていません。)

他の個体もこういう事があるのか、あるいはたまたま私の運が悪く鎧の裏側の本来レッドが塗装されていないはずの部分に塗装が付いていて癒着したのかは分かりません。実際、右腕は何ともありませんでしたし。
でもここは色移り防止のビニールがあってしかるべきだと思いますね。

続いて胴体の鎧


発売前の時点で分かっていた通り、前後分割のため
真ん中に分割線が出てしまっています。ここで外れて胴体から外すのかと思いきや、予想とちょっと違いました。
画像の通り外れるのは下側だけで、上側は外れません。この胴体の鎧の材質は軟質素材で、下側だけ外して着脱するという仕組みです。そして予想通り背中側にはピンが付いており、これで本体の胴体と接続して固定。動かしていて鎧がグラつく事はありません。

軟質素材にも関わらず造形がシャープなのは素晴らしいのですが、メーカー公式画像と比べるとフチがぶ厚い。

ここがぶ厚いせいでちょっと野暮ったく見えますね。
それにしても公式の画像だと厚みが無かった事を考えると、やっぱり当初はプラ製で前後に外すという方式だったのかもしれませんね。

鎧を外した状態


前述の通り可動の構造はスグルと同じですが、パーツはスグルと共通ではなく新規造形です。スグルに比べると筋張った筋肉という感じです。

可動について

まず鎧を着けた状態。

可動の構造・可動範囲はスグルとほぼ同じですが、鎧を着けている都合、肩周りの可動はやはり制限されます。
リボルテックの雷電リボルテックのスネークと同じような肩の構造な
わけですが、流石に鎧があると腕を前に出すのは無理です。
普通の一般的な可動フィギュアのように側面に関節軸があるわけではないその独特な肩関節の構造上、鎧があるとちょっと肩を回転させ難いです。


とは言え動かないわけではなく、ちょっとやり難いですけどきちんと肩を回転させられます。
鎧は軟質なので前後分割を開いてやって、肩を動かしたら鎧の前後分割部分をはめて元に戻す、という感じでポーズを付けると良いでしょう。


鎧を着けていると腕を前に出すのは無理ですけど、回転させる事は可能なのでこのように腕を上に上げる事も出来ます。


鎧を外せばスグル同様の可動範囲。もちろん腕を前に出せるので腕組みポーズも可能です。鎧があると無理ですけど。
この点からするとS.H.フィギュアーツのロビンマスクが腕組出来るのは、鎧を着けた状態に特化しているだけあるな、と思いますね。


スグルよりも肘関節を真っ直ぐ伸ばす事が出来ます。ここは改良された点ですね。


スグルと組み合わせて必殺技タワーブリッジを再現してみました。この状態で立たせるのは大変(笑)

付属品

交換用手首


指差した手以外は左手も付属します。
相手を掴む手は開き具合の異なる2種類が付属し、それぞれで手首根元の軸の可動方向が異なります。

アノアロの杖


原作でこれが出てくる場面を知らないのですが、きちんと穴が空いています。


掴み手に持たせられます。

コーナーポスト


おそらくブラックホールに付属のものと同じです。(ブラックホールを買っていないので確認は出来ませんけど。)
PVC製で未塗装の成型色のまま。丸型ベースに差して使います。


ポストの上のピンに足裏を挿す事で、このようにコーナーに立った状態に出来ます。

足首アタッチメント


丸型ベースに取り付けるアタッチメントです。このように足首を斜めにした状態でベースに固定出来ます。

色移りについて

鎧がシルバーという事もあり、残念ながら色移りが起こります。こればっかりは色が色なんで仕方がないとは思う一方で、鎧の裏側を塗装しないようにしてくれればかなり防げたのではないか、とも思いますね。
生産時のマスキングの手間が増えてコストが上がってしまうとは思いますけど、こういうところに気を配って欲しい。

総評

色移りがちょっと残念ですが、それ以外は期待通りの出来栄えという印象です。
可動もスグル同様によく動きますし、シルバーの塗装も充分な質感。

以上、ちょっとあっさり目ですがリボルミニのロビンマスクのレビューでした。

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