レビュー:機動戦士ガンダムUC episode7「虹の彼方に」 感想

今日からいよいよ劇場上映・ネット配信が開始となった、
機動戦士ガンダムUC episode7「虹の彼方に」を観ての感想です。

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私は原作小説は未読。
物語の核心部分や魅せ場に関してはネタバレ無しの方向で。

一番の見どころはギガンが出てきた事!
あのMS-Xの下半身が車輪でちょっとゾックに似た顔つきのあれです。
でも下半身はブースター(プロペラントタンク?)になっていて
ドラッツェみたいな感じに。
プラモ出るかな・・・ブースターのせいで無駄に高くなりそうな。

・・・そんな冗談はさておくとしまして、感想を書きます。
(でもギガンが出てきたのは本当です。)

まずこの「ガンダムUC」の物語の核心部分である「ラプラスの箱」とは一体何なのか。
これは当然今回で明らかになります。
その正体を知っての感想ですが、ああなるほどなと感心・納得。
第1話の冒頭で年号が宇宙世紀になる場面がありましたが、もちろんあれが伏線であり
あの場面と関係があります。
この「ラプラスの箱」って、宇宙世紀とか地球連邦政府といった既存のガンダムの設定に
後から付け足した設定なわけですけど、良く考えられた設定だな、と感じました。
小説を読んだ人にとっては今更だと思いますが。

今回も中だるみする事なく最後までしっかり魅せてくれました。
バナージのユニコーンとリディのバンシィの対決からラプラスの箱の正体が明かされるまでのくだりは、
構成が良く考えられていて個人的にはここが一番良かったかな、と思います。
でも、フル・フロンタルにあっけなく侵入されているのはちょっと突っ込みたくなりました(笑)
(どこに侵入かは伏せますが)
終わりの方で意外な人物がちょっとだけ出てきてビックリ。何と言うか、
ファーストガンダムから続くガンダムの物語をうまく締めくくった感じです。
F91やヴィクトリーも宇宙世紀ですけど、このユニコーンで一つの長い物語が幕を閉じる、と
言うとやや大げさでしょうか。

最後の最後の展開はちょっと無茶過ぎる気もしました。
一言で言うと「ユニコーンとバンシィスゴ過ぎだろ」という感じで、何と言うか
ダブルオークアンタも真っ青なスゴさ(笑)
でも今までにさんざんそのスーパーマシンぶりを見せられているので、「流石に無茶だろ」と
思いつつも「まあでもアリかな」と感じました。
この辺は賛否両論分かれそうです、旧来のガンダムファンの間では。
ダブルオー辺り(特に劇場版)がすんなりと受け入れられている方だったらあんまり拒否反応は
なさそう。

物語としてちょっとふに落ちないというか最後まで分からなかったのが
フル・フロンタルはどういう出自で、どういう経緯でフル・フロンタルと
なったのか。
これについては語られませんでしたね。

ちょっと余計な話ですが今回のタイトル「虹の彼方に」からガンダムセンチネルの最後の
場面を思い出した人は私だけではないと思います。
「虹の彼方に(原題:Over The Rainbow)」という歌が流れているんですよね、センチネルの最後で。
ガンダムUCの7話は別にこれとは関係無いのですが、やっぱり「虹の彼方」という言葉は
何か希望を感じさせる響きがあります。そう感じました。

さてガンダムといえばMSです。メカです。
この辺について。
HGUCの発売も決定しているラスボス「ネオジオング」。
最終話公開まで伏せられているギミックがあるとは思っていましたけど、
予想を超えて色々出てくるゲテモノMSいやMA?な感じでした。
ある程度はデザインをまじまじと見れば予想できた部分もありましたが、
全くの予想外の武器を持っています。
一つはまあ分かる・・・いや流石に無茶か?という感じですがもう一つのあれは何なんだろうね?
武器がボンボン破壊されていたし、どんな装備なんだあれ。その内、設定が
公開されるのかなたぶん。
※追記 「サイコシャード」という名前らしいですねあれ。
「シャード」って何だろう・・?

PVで既に分かっていた通り、ネオジオングはユニコーン、バンシィと対決するのですが
その決着がいまいちふに落ちない。
あとネオジオングはCGで描かれている割りにはあまり派手に動かない場面が結構あって
そこが残念でした。もっと徹底的に動いて欲しかった。

続いて他のMS。
ローゼンズールのサイコジャマーってああいう武器なんですね。
EXVSだと結構範囲が狭いですが、実際はかなり広範囲。
ゲームであんな広かったら強すぎますけど(笑)

ガンダムUCと言えばあんなMSこんなMSがちゃっかり出てくるのが見どころ。
先に公開されていた冒頭7分でご覧になった方もいるかと思いますが
まずは緑のバウ。これはかなりの活躍でしたね。
合体したり分離したり縦横無尽に飛び回り、かなり魅せてくれました。
HGUCの緑バウはかつてひっそりと発売された感じでしたけど(笑)
しかしアタッカーが破壊された後でもナッターが動いているのはよく分からない。
ナッターって遠隔で動いているのだったような。

あとザクIII出てきましたね。
これも結構活躍します。口からビーム撃ってくれたのが嬉しかったです(笑)
リゲルグはほんのちょっとしか出番がありませんでした。
ズサはシュツルム・ガルスと一緒にそこそこ活躍。

今回一番活躍の脇役MSはシュツルム・ガルス。
これどんな用途のMSなんだろうかと思っていたのですが大活躍ですよ。
接近戦というか文字通りの、人がやる方の意味での「格闘戦」特化の機体なのか?
殴る蹴るの華麗な格闘術を魅せてくれました。
この時のBGMが面白くて、何故か和風。尺八の音が鳴っているんですよ(笑)
背中に背負っていたあれはやっぱりチェーンマインでした。

あとプラモデルは出ていたシルヴァ・バレトも劇中に登場。
これもかなり活躍、というか結構重要な役回りで登場。
今回で初めてアニメに登場となったゼータプラスとグスタフ・カールは
残念ながら大して活躍しませんでした。
もっと活躍して欲しかったなー。

ついに完結となったガンダムUC。
話数にしてわずか7話ですが4年も掛けて描かれた物語の締めとして
相応しい最終話になっていたと思います。
先ほども書きましたが
「ファーストガンダムから続く長いガンダムの物語が、このユニコーンで一つの幕を閉じる」
そう感じました。

以上機動戦士ガンダムUC episode7「虹の彼方に」の感想でした。

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