レビュー:S.H.フィギュアーツ マリオ あそべる!プレイセットB


これも昨日5/23発売のバンダイの新製品、S.H.フィギュアーツの「スーパーマリオ」と
プレイセットです。
プレイセットはAとBの2種類が発売されていますが、Bのみ購入しました。

ありそうで今まで無かったあのマリオのアクションフィギュアです。

商品名:「S.H.フィギュアーツ マリオ」「あそべる!プレイセットB」
メーカー:バンダイ
キャラクター原作:ゲーム「スーパーマリオ」シリーズ

比較の為にマックスファクトリー/グッドスマイルカンパニー製の
figma リンク」(原作:任天堂製ゲーム「ゼルダの伝説 スカイウォードソード」)
figma サムス・アラン」(原作:任天堂製ゲーム「メトロイド アザーエム」)
も一部画像に写っています。

まずはもちろんマリオから。

内容

マリオ本体、スーパーキノコ、コイン、「?」ブロック、
そして画像には写っていないのですがコインを立てるためのスタンドが付属します。
開封した時に気がついたらこのスタンドが無く、欠品だったのか開封時に
どこかへ行ってしまったのか分からずそのままとりあえず撮影。
さっき見つかりました(笑)
このスタンドはプレイセットBにも同じものが付いていますので、
後述のそちらをご覧ください。

本体


マリオのゲームって数多く続いており、携わった人もどんどん変わっているだろうと思われますが、かつてのファミコンの「スーパーマリオブラザーズ」の頃に描かれたイラストからそのスタイルや顔つきは一切変わっていないですよね、マリオって。
(マリオが大好きな人から見たらそうでもないのかもしれませんけど。ちなみに私が最後にプレイしたマリオはSFCの「スーパーマリオワールド」。それ以降はほぼ知りません。)

そんなファミコンの頃から親しまれてきたマリオのスタイルを忠実に再現しています。体型といい、顔といい、どこからどう見ても違和感のないまさにマリオ。

肌色は成型色。オーバーオールの青も成型色。赤は腕と帽子のツバのみ成型色で、帽子本体と胴体は塗装です。
帽子本体は良く見ても殆んど色の差が分からないくらい成型色と同じ色なのですが、胴体の赤は帽子に比べると成型色部分の赤と色の差がほんのちょっとあります。
胴体は成型色が青なのでこの上から(おそらく下地に白を塗った上で)赤を塗装しているため、色が透けていないので微妙に違って見えているのだと思います。とは言え、それでも成型色の赤との色の差はあまりありません。

それ以外は全て塗装となっています。


このフィギュアの顔はこれ以上にないくらい忠実に造形されたマリオの顔、何も言う事は無いというのが私の感想です。
そのくらい自分の中のマリオのイメージ通りです。
しいて言えば目はツヤ有りではなくツヤ消しが良かったですね個人的には。目の印刷にハイライトが入っているのに本物のテカリが入ると不自然なので。

長年スタイルが変わっていないとは言いましたが、改めて調べてみるとゲームによって・イラストによって多少は顔つきは違っているんですよね。なので人によっては「ちょっと違う」という人もいるかもしれません。


任天堂キャラクター繋がりで、figmaのリンクやサムスと比較。スマブラで共演しているので大きさが気になる人もいるのではないかと思います。私はスマブラを一度もプレイした事がないので分かりませんが、一緒に並んでいても違和感の無い感じがします。
リンクやサムスよりマリオの方が年上だと思うのですが、何かマリオって背が低いイメージ。


横から見ると分かるのですが、頭の下側は胴体のラインとピッタリ合った造形になっていて首がありません。
今まで意識した事がありませんでしたけど、マリオって首が無かったんですね。画像を検索して調べてみましたが確かに殆んど無い。

なのでこれで正しいのですが、これでは前後はともかく左右には可動出来なさそう・・・・しかし

少し上に頭を引っ張ってやる事で左右への可動が可能。このくらいなら首にあまり隙間はできませんが・・・・


真横を向くと首の部分にちょっと隙間が出来て不自然。ここまで向けない方が良いですね。


首の関節はこんな構造です。「少し上に頭を引っ張ってやる事で左右への可動が可能」と先ほど書きましたが、
関節自体は引き出せる構造ではありません。あくまでボールジョイントのボールを少し引き出してやるという事です。


肩の付け根は単なるボールジョイントで、それ以外の可動はありません。なので腕を横に広げるのはこのくらいが限界です。


肘関節の可動限界。
90度までは行かないというところ。


発売前から秀逸だと思っていたのがこの股関節。とかく股関節というのは可動フィギュアでは鬼門です。

このマリオの股関節は、半球状のパーツに脚が付いているという構造で、この半球が前後に回転可動します。


脚を真っ直ぐにしても前に出してもお腹やお尻のラインが変わらず、関節に隙間もありません。
マリオの体型だからこそ出来る構造ではあるのですが、非常に良く考えられた素晴らしい構造です。
脚を前に出すのはこの画像が限界。だいたい90度くらいですね。


股関節と脚の接続はボールジョイントで可動します。


脚を左右に開くのはこのボールジョイント部分のみ。
画像が左右に開く限界です。足首はダブルボールジョイントで可動し、接地方向の可動はこの左右開脚でギリギリ接地できるか出来ないか、というところ。


足首の前後可動はこのくらいです。


膝関節の可動限界。
90度までは行きません。


可動範囲については、今時の可動フィギュアに比べると正直劣ります。が、ゲーム内のマリオの動きを再現するには充分です。
流石にしゃがみは出来ませんけど。
そもそも体型が体型なので、見た目を崩さずに良くここまで動くようにしたな、と感心させられます。

でも出来れば腕はもっと横まで広げられて欲しかった。
「スーパーマリオワールド」でダッシュし続けると腕を横に広げますよね。あれが出来てほしかったです。


背中の真ん中が外れます。
「プレイセットA」には穴があいたこの部分のパーツが付いており、これに付け替える事で魂ステージに接続可能になるそうです。


腰のここに分割があるのが残念。ここで回転するわけではなく、腰に可動はありません。

付属品
コイン

メッキのキラキラ感がゲーム内のイメージ通りで良い感じです。

両面とも同じ形状ですが、良く見ると片面だけ部品が別でエッジに分割線があります。エッジなんで殆んど分からないと思いますが。きちんと配慮された設計ですね。分割が真ん中ではなくて良かった。下側にスタンドを挿すための穴が空いています。


スタンドを使わなくてもいちおう立てることは可能。

スーパーきのこ


PVCの一体成型で、全て塗装。
昔から親しまれてきたこのキノコがこうして立体になったのを見ると感慨深い。

「?」ブロック

叩くとアイテムやコインが出るお馴染みのブロック。黄色は成型色で四隅の丸い茶色と「?」マークの白は塗装。材質はプラスチックでシャープです。

3Dグラフィックのマリオをプレイした事が無いので初めて知りましたが上面は平らなんですね。


下面は穴が空いています。
これは「プレイセットA」付属の専用支柱を挿すためのものらしいです。側面の4面は全て「?」マーク。


下面は別パーツで分割線があります。


「?」マークは凸モールド、四隅の丸は一段落ちた形状。
ゲーム画面だと四隅のそれはただの黒い点でしたが、ここってリベットが打ってあるという解釈なのかなこの造形は。それとも最近のマリオのゲームではこうなっているのか。


側面は4面ともこのモールドですが、上面も側面も合わせ目がありません。
よーく見ると側面のC面にパーティングラインがあります。
画像では分からないと思いますけど。たぶんこれは6面式の金型なのかな?なかなか見ませんよね6面式なんて。
合わせ目を出さず、綺麗にこの立方体ブロックを作ってくれたの地味に素晴らしいですよこれ。
PVCならこのくらいの凹凸モールドであれば一発抜きできちゃうでしょうけどわざわざ6面金型使ってまでシャープなプラ製というのはこだわりを感じます。

続いて「あそべる!プレイセットB」です。

内容

土管、交換用の土管の口、クリボー、コイン、コイン用スタンド2種、
甲羅状態のノコノコ、ノコノコ持ち用の手、ノコノコ取り付け用ピンが2種x2
という内容になっています。

土管

材質はプラスチック。緑は成型色の上からツヤ消しクリアー。
口の中の黒は塗装となっています。右は差し替え用の口パーツ。


差し替え用は底が深くなっています。


底が深くない方なら、敵やマリオ、アイテムなどが土管の上にある状態を再現できます。


深い方ならマリオが土管から出てくる、あるいは土管に入っていくところが再現出来ます。

コイン用スタンド
コインはマリオに付属のものと同じです。

ピンが長いものと短い物の2種付属。短い方はマリオにも同じものが付属しています。


コインの穴に挿して使います。

クリボー


PVC製でこれも全塗装です。


下から見ると、頭部の下と脚の底に分割線があります。脚の底だけ色が違いますね。何か意味があるのでしょうか(笑)

ノコノコ

これもPVC製で全塗装です。


パッと見、前後対称に見えますけど穴の大きさが違います。頭の穴は尻尾の穴より大きいわけです。


脚の穴はピンを挿すために穴が空いています。

甲羅持ち用の手

ピンを挿すために穴が空いているため、単なる平手としては使い難いのが残念。


脚の穴にピンを挿し、このピンを手に挿して持たせます。


両前足もしくは両後脚にくの字型のピンを挿してやる事で、この持ち方になります。


下から見るとこんな感じです。手と甲羅の間にピンが見えてしまっています。


左右いずれかの前足と後足に真っ直ぐなピンを挿してやるとこの持ち方に。


はやりピンは見えてしまっています。そしてこの持ち方だと手と甲羅の間が結構隙間があって浮いてしまっている感じ。

度々他のフィギュアのレビューでも書いていますが、私はこういう余計なピンが付くのが嫌いなので、これってそもそもピンなんか使わずに手に乗せてやれば良いだけでは?と思いまして、やってみたのですが無理でした。
甲羅は丸い上にPVCのカタマリで結構重たいため支えられません。という事で、このピンは甲羅を持たせた状態にするには必須ですね。


プレイセットと組み合わせると、ゲーム画面の雰囲気が出てきますね。
ゲームと模型が好きな人間としては、ゲームの中の世界が立体で再現されると非常に楽しくなります。地面を自作してやりたくなりますね。


ポコッ コイーン!

不満なところ
まずマリオで不満なのが顔の表情が1種しかない事。今時の日本の可動フィギュアとしては珍しいです。
メーカー希望小売価格が2700円と、最近のS.H.フィギュアーツとしては低価格。この価格を実現させる為に顔を1種類にしたのかな、と推測。
確かにマリオって、やられた時以外はいつもこんな表情というイメージではあるのですが、昔のゲームの説明書に載っていたイラスト等でも真剣な顔や驚いた顔のイラストはありましたので、やっぱりもう1種くらいは顔の表情が欲しかったですよね。
プレイセットに付けるとか、何らかの形で表情の異なる顔が欲しいですね。

続いてプレイセットについて。
まず値段が高いのが不満。
いや、冷静に考えるとそんなに高くもないのですが、なまじマリオが2700円と安いので、プレイセットが2000円以上するのは高く感じてしまいます。

内容で不満なのが2種類プレイセットが出るにも関わらずどちらも付属の敵がクリボーである事。
どうせなら変えて欲しかった・・・と言いますか土管とセットにするならパックンフラワーでしょ、やっぱり。
あとプレイセットAに付属のレンガブロック、これのレンガのパターンがモールドではなく単なる印刷なのがヘボイです。ハッキリ言って。
これが理由でセットAは購入しない事にしました。6面の金型ならレンガのパターンもスジ彫りに出来ると思うのですが・・・・
素人考えでしょうか?

ただ、土管や敵キャラ、ブロックやコインを「プレイセット」という形にして複数購入が可能な商品形態にしたのは素晴らしいと思います。
こういう情景パーツみたいなものを別売で出すというのは他の商品でも色々やって欲しいですが、マリオという知名度の非常に高いキャラクターだからこそ実現できたという面はやっぱりあるのかな。

総評
若干の不満点はありますけど、素晴らしいプロポーション・造形で見た目を崩さずにきちんと可動するフィギュアに仕上がっているのは非常に良いです。超有名なキャラクターながら今まで無かった初のアクションフィギュア化ですが、いきなり決定版と言っても良いのではないでしょうか。
自分で好きなだけ複数買いが可能なプレイセットもあるというのも嬉しいところです。

是非ともこれだけで終わらせずに続いて欲しい。
まずルイージはもちろん、ファイアーマリオとかのバリエーションやボスであるクッパなんかも出ると良いですけど・・・どうかな。

以上、「S.H.フィギュアーツ マリオ」と「あそべる!プレイセットB」のレビューでした。

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