レビュー:figma 西住みほ(ガールズ&パンツァー)


発売から2週間くらい経ってしまっていますが、figmaの西住みほをレビュー。
女の子のキャラクターというのはfigmaでも数多く、出来栄えも安定していますが、原作アニメが「戦車に乗って戦う」だけあり、同シリーズの他の商品に比べると付属品が特殊です。

商品名:figma 西住みほ
メーカー:マックスファクトリー/グッドスマイルカンパニー
キャラクター原作:アニメ「ガールズ&パンツァー」

内容


本体、車長椅子、IV号戦車のキューポラ周り、双眼鏡、交換用表情パーツ2種、ヘッドセット付前髪、しゃがみポーズ用腰パーツ、タコホーン、交換用手首パーツ。
あと入りきらなかったので画像には入っていませんが、いつものfigmaスタンドが付属。

キューポラ周りのパーツと車長椅子は、figmaでも屈指の大きさの付属品だと思います。メーカー希望小売価格がこの当時としては高めの4800円もするのも頷けるボリューム。

本体


メーカー公式のデコマス画像と比べて特に異なる部分はほぼありません。
しいて言えば肘や肩の関節がツヤ有りでやや青みが強い色になっており、ちょっと周りの色との差がメーカー写真に比べて目立つくらいでしょうか。
サンプル通りで製品を出してくるクオリティの高さはいつも通りの安定感。フィギュアの外観に関しても、アニメ劇中のイメージをうまく立体化しています。


顔はにこやかな「通常顔」の他、「焦り顔」と「叫び顔」が付属。
「焦り顔」と「叫び顔」もよく出来ています。「焦り顔」は試合中の場面でも、これから発売される他キャラクターとの掛け合いでも使えそうな良いチョイス。


顔や前髪を外した状態の頭部パーツ(後ろ髪パーツ)。
顔がはまる部分が髪と同じ色でツヤがあるのが分かるでしょうか。どうも髪の色の茶色は塗装ではなく成型色で、ツヤ消しのクリアを
吹いてツヤが消してあるだけのようです。
画像には写っていませんが、おそらくは前髪パーツもそうではないかと思います。
量産品の常で髪にはパーティングラインの段差が出てしまっていますが、髪の色が成型色なのであれば、ペーパーがけしてやってツヤ消しクリアーを吹き直す事で髪の色の再塗装の必要なくパーティングラインを消してやる事ができるかもしれません。
(ペーパーを当てて確認したわけではないので、違っていたらすみません。もしやるのであれば、パーツ裏などの見えない部分にペーパーを当てて確認してみた方が良いと思います。)

成型色とはいっても透けが全く無く、塗装と比べて遜色ない質感です。
中国の人件費高騰の影響か、figmaに限らず完成品フィギュアの価格は高くなる一方。こういうところで製造コストを地味に削っているのかもしれませんね。


figmaといえば必ずあるスタンドを挿すための背中の穴。
背中のあんこうさんチームのマークを避けて、その下に空いています。figmaのミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)は背中の紋章に穴が空いてしまっていて見た目が良くありませんでしたが、今回は配慮がなされたようです。


襟周りは塗装の塗り分けの多い部分だけあってか、店頭で幾つか見た限りではここの部分は塗装のはみ出しがちょっとあるものが見受けられました。流石にパッと見て分かるくらい酷いのはありませんでしたけど、通販ではなく店頭購入であればこの部分をチェックして選別した方が良いかと思います。

可動について

可動の構造については基本的に初音ミク2.0以前の
figmaの標準的な構造となっています。一言で言うと「いつも通り」。
従ってミク2.0のような肩関節の引き出しギミックはありません。ちょっと変わっている部分だけ解説します。


肘関節は初音ミク2.0以降の仕様となっており、ここで回転出来ます。やっぱりここは回転出来る方が良いですね。


特筆すべき程の事でもありませんが、スカートは前後で分割されており側面で前後のパーツが重なる構造になっています。
スカートを履いたキャラクターのfigmaでは定番の構造ですね。


このスカートの構造により、ここまで脚を開く事が可能。まあ西住みほのキャラクターからするとここまで開ける必要は無いとは思いますが、いちおうここまで可動します。

付属品

双眼鏡

メーカーの画像だと分かり難かったのですが、レンズ部分がきちんと塗り分けられており、透明感があって非常に良い質感です。単純にクリアーカラーで塗ってあるだけかな?


しかし覗く側のレンズは塗り分けられていないのがちょっと残念。
気になる人は自分で塗り分けてやると良いでしょう。


紐の部分で首に掛けてやる事が可能。専用の持ち手で持つ事も出来ます。


持ち手は両手ともあるので、両手で双眼鏡を持って覗くポーズも出来ます。

タコホーン(スロートマイク)


喉から音を拾うマイクであるタコホーン。非常に小さいパーツなので紛失注意。


首に取り付けます。
こんな小さなパーツ、ともすれば首と一体成型になっていてもおかしくはないくらいですが、きちんと取り外し可能になっているのが嬉しいところ。

余談ですがタコホーンの実物を紹介されているサイトがありましたのでご紹介。
i-modellersさんというサイトの記事

ヘッドセット付の前髪


ヘッドセットは前髪と一体になっており、前髪ごと交換して取り付ける方式。
交換用部品としては「一体」ですけど、形状からして当然ですがヘッドセット部分と髪は別パーツとして成型されているので、ヘッドセットの側面もきちんとディテールが再現されています。


パーツ自体は別で成型されているので、髪とヘッドセットはきちんと別パーツ感があります。しいて言えば、ヘッドセットが髪にめり込んでいるというか、髪がヘッドセットで押さえつけられている感がある造形ならなお良かったのですが、流石にそこまでにはなっていません。


取り付けるとこんな感じです。

ヘッドセット単品のパーツは無いため手にヘッドセットを持たせたり、首にヘッドセットを掛けたりは出来ないのがちょっと残念なところ。
あんな小さなタコホーンは別パーツなのに・・・という感はありますが、ヘッドセットを取り外し可能にした場合、色移りや塗装剥げ(髪が成型色であるとしてもツヤ消しクリアーが剥げる)を考えてこうしたのではないかと思います。

交換用手首


ホルダーにはめてある手首の内、右上の二つが双眼鏡を持つための手首。左側の手首はちょっと変わった表情ですね。
双眼鏡持ち用以外に、左手のみ似たようでちょっと指の開き具合が違う手首が付属。(画像の一番右上)
どんな用途を想定した手首なのかは分かりませんが、いろいろな表情の手首パーツがあって困る事はないので良いでしょう。右下は指差し用の右手首。

車長席


座席部分以外は塗装されておらず成型色のまま。透けにくい成型色なので質感は悪くないです。

本来座席は砲塔内部の張り出した部分にくっ付いているのですが、車長席と足元だけの再現となっているので、座席の下に透明な棒で挿してある構造。
私はこういうあるはずのない余計なものが付くのが嫌いなのでこういう作りにはして欲しくなかったです。車長席の付いている周りだけでも張り出した部分を再現して欲しかった。
あとどうせなら砲手席まで含めて砲塔の丸い床部分全部再現すれば良いのに、と思います。キューポラ周りのパーツを付属品にしなければ、そのくらいまで付けられたと思います。


座席部分は座面の青だけではなく、その周りの部分も塗装になっています。なので良く見ると成型色であるほかの部分とは色が違ってしまっています。何でグレーまで塗装にしてしまったのでしょう?塗装工程のマスキングの都合かな?

座りポーズ用の腰パーツ

座りポーズ用の専用腰パーツ。
通常の腰パーツで座りポーズをやろうとすると、スカートの左右に切れ込みがある都合、スカートが不自然になってしまうためこれを使う必要があります。


後ろ側にパーツ分割があって「げッ!!」と思いましたが、ジャケットの裾に隠れてこの部分は見えないので問題ありません。ちなみに通常の腰パーツも同じ位置に分割があります。


裏側。こっちにはパンツは付いていませんので、腰パーツをこの座りポーズ用に交換する時は脚だけでなくパンツも外して付け替える必要があります。パンツ付け替えはちょっと面倒くさいので、出来ればもう一つ付属して欲しかったような気もします。


座り用のパーツに交換する事で、車長席に座れます。

キューポラ周り

IV号戦車のキューポラ(コマンダーハッチ)周辺を再現したパーツ。


キューポラの後ろ側にはfigmaスタンドに取り付けるための穴が空いています。

このパーツは全て塗装されています。ハッチは開いた状態で固定されており、閉めることは出来ません。


各部の画像。
この大きさだとヒンジだとか手すり、ボルトのモールド等が実在感を感じます。戦車ってこんな感じか・・・という想像が出来ると言いますか、そんな感じがしますね。


スタンドで浮かせられるので、こんな感じで車長席の上に被せてやれば、車長席からキューポラ周りの位置関係を再現出来ます。

正直言って、このキューポラ周りのパーツは中途半端だと私は思います。
単純に上にフィギュアを乗せて飾るにしては、再現されている面積が小さすぎてイマイチ。やるなら砲塔の上面を全部再現して欲しかったです。そして砲塔内部の車長席からキューポラまでを再現するなら内壁まで作って欲しい。

総評

西住みほ本体と細かな付属品については不満は無し。
ヘッドセット単品が無いのはやや残念ではありますが、造形や塗装・可動についてはいつも通り良く出来ていて動かして遊べます。

問題は戦車のパーツの方ですね。
まあこれはもうガルパンのキャラを可動フィギュアで出すとなった時点で付いて回る問題だとは思いますが。戦車に乗って戦う「戦車道」が物語の中心部分なので、戦車の一部分を付属パーツとして付けるのは良いのですが、キューポラ周りにしても車長席にしても中途半端に思えます。

砲塔全部は無理にしても上面全部を再現するか、あるいは内部をもっと広い範囲に渡って再現するかのどちらかにした方が良かったと私は思います。
どちらかというと後者の方がベターですかね。今後発売される他キャラクターとの組み合わせを考えると砲塔の外よりは
内部の方が良いでしょうし、1/12でIV号戦車が今後発売された場合(発売されるのかな?)戦車の外観は再現されるでしょうけど内部までは
分かりませんよね。
※追記
1/12でIV号戦車が発売されましたが、内部は流石に再現されていません。

価格の問題もあるので付属品の選定は難しい部分もあるとは思うのですが、ちょっと詰めが甘いと感じました。
とは言え、戦車パーツ以外は良く出来ていますし、これだけ大きな
戦車パーツまで付いていながら価格は結構頑張っていると思います。やっぱり同じスケールで戦車が欲しいですよね。値段や置き場所が恐ろしいですが。

以上、figma 西住みほのレビューでした。

もしよろしければ、クリックをお願い致します。
クリックして頂けると、ブログ村のランキングでこのブログに票が入ります。
にほんブログ村 コレクションブログ フィギュアへ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)「メールアドレス」「名前」「ウェブサイト」は必須入力ではありません。