ラブライブ! School idol diary セカンドシーズン01 ~秋の学園祭♪~<ラブライブ! School idol diary セカンドシーズン> (電撃コミックスNEXT) |
電撃G’sコミック誌で連載の、柴崎しょうじによるもう1つの漫画版SIDの1巻を読んだ感想です。
私は電撃G’sコミック本誌は未読。さらに原作である小説のSIDも未読。おだまさる作の漫画版SIDについては3巻とも単行本で読んでいます。↓
レビュー:ラブライブ!School Idol Diary(漫画版)1巻・2巻 感想
レビュー:ラブライブ!School Idol Diary(漫画版)3巻 感想
基本的にラブライブについてはアニメ版しか知らない人間です。
なので本誌連載時との違いですとか、原作小説との違いについては分かりませんのであしからず。
内容全体について
絵が違う以外はおだまさる版と同じような構成・雰囲気
作者こそ違いますが、構成はおだまさるの漫画SIDと同じような流れです。作者が違うので絵は違いますけど、それを除けばこれが漫画版SIDの4巻だと言われてもなんら疑問に思いません。
特定のキャラクターにクローズアップした、そのキャラ主観という趣。ただ今回は「秋の学園祭」というタイトルになっているようにほぼ全て学園祭の話(最後だけ学園祭後)で、オムニバスですが掲載順の時系列になっています。
まあ作者が違うとは言っても、原作は同じ小説なわけですから当然でしょうか。設定も同じですね。アニメとはキャラの口調がちょっと違う部分がありますが、ものすごく違うというわけではない。
絵柄
好みの問題もあるとは思いますが、私はおだまさるの方がアニメ劇中や公式イラストに近い雰囲気で好きですね。しかし表情によってはおだまさる版より似ている事も。
正直、表紙の絵が一番アニメに似てないと思う(笑)
電撃公式にサンプルがあります⇒(電撃公式のサンプル)
表紙だけでイマイチだと感じた方も、これを見て判断された方が良いでしょう。
各エピソード
「02 お祭り代々」のみ穂乃果だけが主役で、他は全て穂乃果・海未の2人が主役となっています。
01 前夜祭を祝おう
「絵里ちゃん押し倒せー」
このセリフがちょっと引っかかりました。アニメの印象からすると穂乃果はこんな事言うかな?と。アニメ2期8話「私の望み」で恋愛映画のDVDを観る場面で「始まって3分で寝てた」な穂乃果だから、「押し倒せ」なんて考えなさそう・・・な気もするけど言いそうな気もする(笑)
「だってあの衣装ね、私が作ったんだもの」
このことりちゃんのセリフもちょっと気になりますね。「作ったんだ”もの”」とはアニメのことりちゃんなら言わないと思うんです。「私が作ったんだよ」って言うと思う。
え?!細かいですか(笑)
03 学園祭の花
穂乃果と海未ちゃんが一緒にお化け屋敷に入ったら、どうなると思いますか?
私はちょっと意外だと最初は思いました・・・・が、でもそうかもななんて思ったり。
途中、にこっちが海未ちゃんに怒る場面があるのですが、ここはアニメのにこなら絶対こんな反応しませんね。もっと普通に怒る。おだまさる版の漫画で思った通り、SIDのにこはアニメと比べて最も違いが大きいキャラだと思います。
あとこの話、おだまさる版の2巻の真姫ちゃんとにこっちが夜の学校に行く話に展開が似ていると思う(笑)
05 穂乃果と海未ちゃん
これは漫画とか小説ならではですね。アニメだとやりにくい話だと私は思います。アニメだと海未ちゃんは穂乃果との絡みが頻繁にあり、その関係性がそれだけできちんと描かれているせいか、こういう話は出来ない。
総評
絵柄が気に入らないというのでなければ、おだまさる版の漫画が受け入れられた人なら買いだと思います。表紙のイラストを見た時は「うーん・・」と感じたのですが、中身は表紙よりもアニメの雰囲気にかなり近いので私はOKです。
「ラブライブ」というコンテンツはアニメもそれ以外も「サンシャイン」の方に移行していますが、こういう形でμ’sも細々とでも良いので続いて欲しいですね。
以上、漫画版SIDセカンドシーズン一巻の感想でした。
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レビュー:ラブライブ!School Idol Diary(漫画版) 4巻 感想
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