レビュー:1/12スケール ドラム缶 プラモデル


PINKTANK(桃色戦車工房)さん製のプラモデル、1/12スケールのドラム缶を最近入手したのでレビュー。
桃色戦車工房さんのブログはこちら


パーツ構成はこうなっています。全4パーツ。同じものが2セット入っています。
ドラム缶の側面にある出っ張った部分で輪切り上に分割されています。


組み立てるとこのように。
ミリタリー物の1/35プラモデル等のドラム缶は、本体が真ん中モナカ割りの上下のフタという構成になっていますが、この1/12ドラム缶はそうなっておらずパーツの合わせ目が出ない構成。
1/35と1/12じゃ大きさが全然違うので、一概には比べられないかもしれませんが非常に好感が持てます。そもそも個人サークルでインジェクションキットを製造している時点でスゴ過ぎますが・・。


ゲートは各パーツとも1箇所だけ。
出っ張っている部分に付いているのでちょっと処理し難いです。技術的な事は私には分かりませんが、出っ張っている所じゃない方が良かったですね。
写真がうまく撮れなかったのですが、この出っ張った所にパーティングラインが走っており、これが殆んど段差になっていません。精度が高い。


このドラム缶のちょっとだけ残念なのがフタ表面のヒケ。
画像のように裏面に位置合わせのためのピンが4つ付いている為、このピンの位置の表面側に僅かにヒケが出てしまっています。
本当は表面側のそのヒケも写真に撮ろうかと思ったのですがうまく撮れませんでした。つまりほんのちょっとのヒケでしかないという事なんですけど。

大きさ比較


ドラム缶と言えばメタルギア、という事で
リボルテック スネーク(メーカー:海洋堂 ケンエレファント 原作:メタルギアソリッド ピースウォーカー)と
リボルテック 雷電(メーカー:海洋堂 ケンエレファント 原作:メタルギア ライジングリベンジェンス)の
2体と比較。
1/12スケールなのでこんなもんですよね。
やっぱりゲーム内で被れるあのドラム缶はデカ過ぎる(笑)


もちろん被るなんて無理。
でも天面は別パーツになっているし、中は空洞になっているのでフタが外れた状態にも出来ます。ドラム缶風呂とか、いろいろ使い方がありそう。


ドラム缶というのは結構日常でも見かけるものですし、ミリタリーものでもよく出てくる小道具。1/12スケールとなれば可動フィギュアと組み合わせていろいろと使えます。


せっかく雷電を出してきたので、パーツ構成を生かして一刀両断してみました(笑)

総評

1/12スケールでドラム缶が欲しいと思っていた人って結構いると思います。色んなところで使われる道具なんで汎用性がある小道具です。
2個セットで1000円という手頃な価格、合わせ目の処理の必要の無いパーツ構成もあり、複数買っていろいろと遊びたくなる製品です。

惜しむらくは成型色がいかにもプラスチックな質感で、塗装しないとちょっと厳しいところ。
個人サークル製造のプラモデルにそこまで言うか、という向きはあると思いますが、同じくPINKTANKさんの「1/12スケール 柵」なんかは成型色が透け難くて良い質感だったので、このドラム缶も透け難いプラスチックならなお良かったですね。
完成品フィギュアと組み合わせて遊ぶ場合、色移りの事を気にする必要が出てくるので、塗装しなくても済めばそれに越した事はないので。

それにしても個人サークルでこれだけのものを作ってしまうって本当にスゴいですよね。

以上、PINKTANK(桃色戦車工房)さん製のプラモデル、1/12スケールのドラム缶のレビューでした。

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