ちょっと時間が経ってしまっていますけど、PS1の「悪魔城年代記」がゲームアーカイブスで配信されました。X68000版の悪魔城ドラキュラの移植版です。
これが発売した当時私はPS持っていませんでした。PS2発売時に友人からPSを譲り受けたものの、その時にはこのゲームはもう入手困難に。
プレイしてみたいなーと思ってはいたものの月日は過ぎ、先月にゲームアーカイブスにて配信となったので購入してプレイしてみた感想。
この記事の画像は全てゲームアーカイブス版のものです。
X68K版のドラキュラというと、とにかく「難易度が高い」「BGMが良い」という声を多く聞きますね。で、実際難しいです。
このX68K版ドラキュラはファミコン版第1作目を意識して作られているらしいので、ゲーム内容やシステム的には昔の悪魔城ドラキュラという感じで、階段からジャンプ出来ないしジャンプ中に階段に乗る事も出来ない。唯一違うのはジャンプ中に下方向へも鞭が振れるという事くらい。
でもファミコン第1作よりかなり難しいと感じました。
ジャンプ中に斜め下へ鞭を振れます。スーパーファミコン版のように上方向や真下へは振れません。
あくまで横にしか攻撃出来ないファミコン版の感覚+αという感じでしょうか。
階段からジャンプで降りる事も出来なければ、階段に乗った状態では斜め下に鞭を振る事も出来ないので、階段の近くにいる敵が厄介。
難しくとも面白ければOKなんですが、この「難しさ」というのが個人的にはちょっと納得いかない部分がありますね。
このゲームの難しさの理由、それは「敵の攻撃のダメージが非常に高い」。
敵の攻撃で受けるダメージ、ブロック1では2、ブロック2では3、ブロック3以降は何と4も減ります。
なのでたった4回のダメージで死んでしまう。
ダメージがデカイだけ、というのは面白くない難易度の上げ方だと私は思います。特に階段上っている時のメディーサヘッドはただでさえ運もあるのに体力の1/4を持っていかれるのは納得がいかない。
なのでオリジナルモードはちょっとしんどいのですが、アレンジモードではダメージが少なくなるのでまずはこっちをクリアしてからオリジナルに挑戦するくらいが丁度良いバランスだと思います。
アレンジモードでは自キャラのグラフィックが変わり、パッケージイラストのような服装・色になります。
やっぱり個人的にはオリジルモードの自キャラの方がしっくりきますね。
BGMについては非常に良いですね。
元のX68K版では対応している音源が3種類あったらしく、ゲーム開始時に選べます。
3種とも実に良い。
単に音源が変わるだけではなく、アレンジもそれぞれの音源用に作り分けられているのが地味に手が込んでますよね。
アレンジモードではBGMもアレンジ版になるのですがこれは個人的にはイマイチでした。しかし裏技でアレンジモードでもオリジナルのBGMに出来るので問題無しです。
サウンドテストでBGMを聴く事も可能。正直、このサウンドテストの為だけに買っても良いと思う。
BGMの選択がゲーム開始時にしか出来ないのがちょっと残念なところ。サウンドテスト画面でも切り替えられるようにして欲しかったですね。
これが600円で買えるなんて非常に嬉しいですね。やっぱりこういう昔のアクションゲームって時々プレイしたくなります。
やはり、本来なら任天堂VS基板に搭載されていれば、
コナミのサイト並びに、ハムスターのPS4配信版のAC版悪魔城ドラキュラよりも、優れていたでしょうね。
AC版は(コンシューマー)家庭班とは別のスタッフらしいですから尚更ながら、表現やキャラの相違(死神がいない。)
こちらは、ドラキュラシリーズ初の狼少女?登場しますし。
パーフェクトな作品ですね。AC版所有している身でなんで
ですが。(^^;(  ̄ー ̄)ノ