レビュー:NECA ウィリアム・ハドソン vs. エイリアンウォーリアー2パック


昨月末くらいに発売になったNECAのハドソンとウォーリアーの2パックをレビュー。

商品名:
エイリアン/ 7インチ アクションフィギュア シリーズ 「ウィリアム・ハドソン vs ブラウン・ウォーリアー 2パック」
メーカー:NECA(ネカ)
キャラクター原作:映画「エイリアン2」

比較のため、同メーカーのエイリアン 7インチ アクションフィギュア シリーズ1
「PRIVATE WILLIAM HUDSON(ウィリアム・ハドソン上等兵)」
「XENOMORPH WARRIOR(ゼノモーフウォーリアー)」も一部画像に写っています。

シリーズ1のハドソンウォーリアーのリデコ版なので、シリーズ1との違いを中心に書きます。

ハドソン

 

内容


本体、パルスライフル、ライト、モーショントラッカー。
付属品はシリーズ1と同じですね。

本体


2パックのヒックスもそうでしたが、
シリーズ1との違いは頭部。ハドソンもヘルメットを被ったものになっています。
あとアーマーの色が微妙に違う程度。
可動に関してはシリーズ1と同じなので解説しません。


弱気な顔だったシリーズ1とはうって変わり、「うおおおおぉぉぉ」という感じの勇ましい叫び顔になっています。
正面から見ると分かりますがヘルメットは真っ直ぐに被っておらず、斜めにずれています。
2パックのヒックス同様、顎のストラップは締める事もできますが、ヘルメットのずれ方からして締めない方が正解かな、と思います。映画劇中がどうだったかは憶えてませんけど。

実はヘルメットがずれているのは個体差、なんて可能性もあるかもしれませんね。


ハドソンも開いた口の造形が良く出来ており、歯や舌が立体的に作られています。


ヒックスとヘルメットは同じかと思いきや、ハドソンのは表面がザラザラというかツブツブというかそんな表面になっていて違います。ヘルメットが取り外し不可能なのはヒックスと同じです。

シリーズ1と比較

相違点はヒックスと同じですね。


胴体のアーマーの色味がちょっと異なります。


股間の前にあるアーマーは、今回の2パックの方が緑の色が鮮やかです。


すねアーマーも今回の方が緑が鮮やか。

なお今回の2パックのハドソンと、2パックのヒックスで比較すると色は同じです。

付属品


パルスライフルの色は、2パックのヒックスと同じ感じです。
そして銀の塗装剥げ表現は相変わらず塗装剥げに見えない・・・。


背中のライトとモーショントラッカー。これも2パックのヒックスと同じ色です。


しかしモーショントラッカーのレーダー画面は2パックのヒックスと異なりツヤ有りでかすれていません。
(ちなみにシリーズ2のウィンドリクス軍曹付属のも同じでツヤ有り)


今回も背中のライトは矢印の部分にヒビが入ってしまっていました。
ヒックスの2パックに比べると、ブリスターに強引に押し込められている感は緩和されてましたが、それでもやっぱり。こういうところをもうちょっと何とかして欲しい。


フル装備


やはりこの表情だと、銃を構えるポーズがかなり勇ましく見えます。

ウォーリアー

 


シリーズ1のウォーリアーに血飛沫のエフェクトパーツが付いたのみで、他に変更箇所はありません。


その血飛沫。
クリアーパーツの上から塗装されている点はヒックスと2パックのウォーリアーと同じですが、塗装がかなり違ってます。
ヒックスと2パックの方は血飛沫の中心部がブラウン、飛び散っている血は不透明の鮮やかなグリーンという塗装でしたが、今回のハドソンと2パックは、全体に渡ってブラウンで塗装されています。
どちらの仕上げが良いかは微妙ですが、今回の方が見た目は地味ですね。


大きい方の血飛沫。
今回も血飛沫の根元は黒く塗装されていますが、根元が胴体にきちんと密着しています。黒い部分は皮膚がめくれ上がっている表現としてそれ程は違和感はないかと思います。(厳密にはちょっとおかしいですけど。)


小さい方の血飛沫はヒックスと2パックの方に比べればきちんと胴体に密着しています。しかしあばら骨の間に密着している部分が黒く塗装されているのは不自然ですよね。
めくれ上がった表現には見えないので、やっぱりここは黒で塗装されていない方が良かったと私は思います。

ちなみにこの小さい血飛沫、向きが違うだけでよく見るとヒックスと2パックのそれと同じパーツみたいです。
この向きで胴体に密着するものを向きを変えてくっ付けていたわけですから、そりゃヒックスと2パックの方は血飛沫と胴体に隙間が出来てしまうわけですね。

シリーズ1と比較
 

シリーズ1のウォーリアーとは色もほぼ同じです。


よく見たら口の横の腱の色が違っていました。違いはこのくらいですね。

もはやくどいような気もしますが、NECAのウォーリアーは良く動きますので、これも多彩なやられポーズを演出出来ます。


ヒックスとの2パックの方にも言える事ですが、やっぱり無傷のウォーリアーと一緒に並べて場面を演出出来るのが楽しいですよね。これも可動が優れているからこそです。
ポーズが限定されているフィギュアでダメージ版が出ても、同じポーズで並んでいては不自然ですから。よく動いてこそこういうバリエーション商品の意味がある。

総評

 
ヒックスの2パックと比べると、今回のエイリアンは頭部が吹っ飛んでいない分インパクトに欠けるかもしれませんが、エイリアンがブラウンとブルーの2種あるなら当然ダメージ版も両方欲しいですし、ダメージの表現がそれぞれ違っているというのは素晴らしい事。
どっちも同じダメージ表現だと一緒に並べた時不自然ですから。

リデコ版・リペイント版というとセコい商品展開というイメージがあるかもしれませんが、こういうのは歓迎ですね。
まあヒックスとハドソンはこの頭部をシリーズ1の時点で交換用パーツとして付けてくれれば良かったのにという気持ちはありますが、そういう事を期待出来ないのがアメトイだと諦めてます。

ヒックスもそうでしたが、ハドソンをまだ購入していないという方は、シリーズ1とこの2パック、好みでどちらか購入でも良いかと思いますね。

以上、NECAのハドソンとウォーリアーの2パックのレビューでした。

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