レビュー:スペシャルクリエイティブモデルEX ガンキャノン

突然ですが古いもののレビュー。
プライズの「スペシャルクリエイティブモデルEX」のガンキャノンです。
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商品名:スペシャルクリエイティブモデルEX ガンキャノン
メーカー:バンプレスト
キャラクター原作:機動戦士ガンダム

シリーズ登場当時は、非常に良く動く可動フィギュアとして話題となった「スペクリ」シリーズの1体。

先日久しぶりに伊勢崎の鑑定団へ行った際に見つけて購入。このシリーズは結構持っているのですが、ガンキャノンとドムだけ手に入れてなかったんですよ。
で、せっかくなのでレビューしてみようかと。ちなみに同時期に登場したガンダム(ジャベリン付き)とセットでした。108号機なのでカイ・シデン搭乗機。

調べてみたところ、これが発売というかゲーセンに登場したのは2011年の10月頃だったようです。もう2年も前なんですね。当然ながら今では入手困難。

内容

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ガンキャノン本体、シールド、ナイフ、交換用手首(平手と武器持ち手)、ビームライフル、バズーカ。

ガンキャノンなのにシールドやバズーカが付属しているのが珍しい。あとこの商品オリジナルのナイフもありますね。

本体

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独特のアレンジをされた体型がこのシリーズの特徴の一つ。腰が細くて下半身がほんの気持ち大きめという体型。
肩も独特なデザインにアレンジされてます。

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カメラアイはホワイトの上からクリアグリーン(?)の塗装となってます。同シリーズのジムはメタリックグリーンだったので統一して欲しかったですね。
バイザーが無く、内部メカに直接塗装となっている点はジムと同じです。

可動

スペシャルクリエイティブモデルEXの特徴と言えば、何と言ってもその可動。とにかく良く動く。
全ての可動部分を解説していてはキリがありませんので、このガンキャノンで特徴的な部分だけ解説します。

まずはキャノン砲の収納。
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この商品オリジナルのギミックで、キャノン砲がバックパックに収納されます。
量産型ガンキャノンを意識しているのか、発想自体は面白いのですが正直言って蛇足。このギミックのせいでバックパックが半分欠けたような形状になっており、中は空洞。バックパックのスラスターのエンジンはどこに入っているんだ、というGアーマーばりに突っ込みたくなる形状です。しかもキャノン収納状態でない時はその空洞が丸見え。

キャノン砲の後ろ半分はPVCですが、前半分は形状から判断するにスライド金型を用いたABS製で、銃口も側面もディテールがシャープです。
バックパックもスラスターノズル・側面の排気口共にシャープな出来栄えで、おそらくこれもスライド金型を用いたABS製。
そういうこだわるべきポイントが分かっていながら、なんでこんなバックパックで良しとしてしまうのか、疑問が残ると言うか惜しい感じです。

次は手首というか前腕
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手首の付け根は腕に対して斜めになっており、この前腕の前の方が回転するようになってます。
これにより、手首の向きと言いますか、角度を変えられます。

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これを利用する事でこのポーズも可能です。

地味に面白い構造なのがサイドスカート。
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サイドスカートはグレーの板状のパーツに付いており、この板状のパーツは股間ブロックに付いています。この板状ブロックが股間ブロックとの接続部で動くようになっています。これによって必要に応じてサイドスカートを上に跳ね上げる事が可能。
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脚は真横まで上げられます。

非常に凝った構造なのが膝関節。
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すねパーツの裏側が内側に入っていく事で、膝が深く曲がるようになっています。

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正面側は逆に、太もものパーツから装甲版が引き出されてきます。

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内部メカ部分の色が赤なのが残念。ここがグレーだと見栄えが良いでしょうね。

このガンキャノン以前に発売された同シリーズの他のMSもそうなんですが、こういうデザインのアレンジは一般販売商品ではなくプライズものだから許された事でしょう。可動を優先したアレンジを行うことで驚異的な可動範囲を実現しています。
プライズだから許されることを最大限利用し、一般販売商品ではできない事をやる。素晴らしい試みだと今でも思います。

当時、シリーズがまだ始まったばかりの「ROBOT魂」でガンダムUCなどの商品化がありましたが「いまひとつパっとしない・プラモデルと比べて優れている点がほとんど見当たらない」という印象でした。商品化されたMSは違いますけど、シリーズ全体の印象としてこのスペクリEXシリーズの方が遥かに良いなと思っていました。

今ではROBOT魂もすっかり良くなり、このスペクリ並みに可動を意識した構造になりましたね。スペクリの担当者だった人がROBOT魂の担当になったとかいう話をネット上で見かけた事がありますが、本当なのかは分かりません。

話を戻して、可動に優れている反面、見た目が犠牲になっている箇所も無いわけではありません。
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足首はピンが丸見えなのがちょっとカッコ悪いですね。

付属品

手首

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同シリーズのガンダムやジムと同じような形状です。

ナイフ

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この商品オリジナルの武器。
宇宙世紀のガンダムにおいて実体の単なる刃物というのは「無し」だと思いますので、正直いらないです。ガンキャノンのデザインにも合わないと思います。
まあ砲撃が主目的とはいえ、ガンキャノンにビームサーベルが無いのは謎といえば謎。格闘戦もありうる距離での支援用だから、ガンタンクと違って人型なんだろうし。ビームライフル使えるんだからサーベルも使えるはずだと思う。

それはさておき、こういうオリジナル武器が許されるのもプライズものならではでしょうか。

ビームライフルとバズーカ

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バズーカはガンダムと同じもの。ビームライフルがデカイです。バズ-カよりデカイ。
ライフルのデザインはシルエットこそオリジナルのデザインを踏襲しているものの、砲身以外の部分は角ばった形状でユニコーンガンダムのビームマグナムを思わせます。

シールド

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これもガンダムと同じもの。フチの部分はホワイトではなく、ガンキャノンの色に合わせてかグレーになってます。

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腕の側面にこんなディテールがあり、ここがシールドのマウントになってます。

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ビームライフルとシールドを装備。
他のMSなら標準的な装備ですが、ガンキャノンだと見慣れない感じ。ガンキャノンにシールドって結構カッコ良いと私は思います。

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腰の後ろはガンダム同様に開き、バズーカをマウント可能です。
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ちょっとバズーカがまだ曲がってますね。ライフルもそうですが、PVC製なので曲がってしまっているんですよね。

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もちろんバズーカを持って構える事も可能。
アレンジされているこのスペクリはともかく、オリジナルのデザインではバズーカを担いで構えるのは無理そう。

最後は可動を見せるために色々なポーズの画像で締め。

可動を見せるなら派手なアクションポーズを取らせたいところですが、サーベル等を持っている他のMSはともかく、ガンキャノンでそれをやるのはおかしい。
それじゃ素晴らしい可動範囲の意味が無い、と思われるかもしれませんが、派手なアクションでなくても地味にこの可動が「効く」んですよねこれが。
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例えばしゃがみ。
結構いろんなしゃがみ方の表情が付けられるのが楽しい。

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ライフルの構えもビシっとキマリますね。

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体重の移動を感じさせるポーズもキマリます。動き・表情が出てきますね。こんなポーズでも自立できました。

総評

それまでに発売された同シリーズのMS同様、非常に良く動いて楽しいですね。
このアレンジデザインがイヤでなければ非常にオススメ。このシリーズが出ていた当時によく言われていた事ですが、「プライズもの」である事が最大の欠点。
ゲーセンに登場してから時間が経過してしまうと入手困難ですし、再販も望めないでしょう。

このシリーズ、もっと続いて欲しかったですね。
今からでも復活して欲しいですが、ROBOT魂が非常に良く動くようになった今、それはありえないのかな。

という事で、スペクリのガンキャノンのレビューでした。
ガンダムはどうしよっかな、レビューしようかな。

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