今月はfigma、S.H.フィギュアーツとエリチの新製品が多いエリーチカ月間(笑)
先週にゲーセンに登場となったセガプライズのスノハレ衣装をレビュー。前週の東條希に続いての登場で、シリーズ7体目。
商品名:ラブライブ！スーパープレミアムフィギュア“絢瀬 絵里‐Snow halation”
メーカー:セガ
キャラクター原作:アニメ「ラブライブ!」
全体
台座のアーチを外して後ろ側を
基本的な仕様はこれまでに出ているスノハレ衣装の他のキャラと同じです。肌と上半身のホワイトが成型色。各部のファーは成型色の上から水色のウォッシング。他のホワイトは塗装となっています。スカート部分のホワイトは塗装なのか成型色なのかイマイチ分からないのですが、上半身と微妙に質感が違うというのはこれまでと同じです。
各部
頭部
実にかしこい可愛いな顔(笑)
顔はこれまでに出た・これから出る予定のエリチのフィギュアの中でも屈指の出来栄えと言いますか、最も自分のイメージに近い顔。このフィギュアの情報が出た時、「これ絶対ゲットしなきゃ」って思いました。
セガ公式の画像と比べても遜色なく、製品でもよく出来てます。
画像だと正直分かり難いかと思いますが、髪は明るい色でハイライトが吹かれたグラデーションになっています。
前の「それは僕たちの奇跡」のエリチの髪と似たような仕上げです。なお、「それは僕たちの奇跡」のエリチよりも髪の色はよりイエローが濃いというか鮮やかな発色になっています。
運悪く、バラの髪飾りのリボンに塗装剥げがありますね。パッケージだとちょうど影になって見えませんでした。
塗装のハミ出しから察するに、バラのピンクを先に塗装してリボンのホワイトを後から塗っているようです。
胴体
胴体のホワイトは上半身が成型色で、下半身が(たぶん)塗装。オレンジの楕円で示したファーを境に上と下で質感が異なっています。
これまでに出たスノハレの他キャラも同じ仕様ですけど、エリチの場合はちょっと気になる。というのも、希や真姫ちゃんはここで衣装も分かれているので別に質感が微妙に違っても良いと思いますが、エリチの場合は別にここで衣装が分かれているわけではなく、衣装の途中にファーが付いているだけなんで、質感が違うのはおかしい。(花陽の衣装でも同じ事が言えますね)
・・・とまあ一応書きましたけど、かなり微妙な違いなので気にしない人は気にしないと思います。実際、画像だとほぼ分からないと思います。「それは僕たちの奇跡」のプライズの、ベージュ部分は成型色の部分と塗装の部分で明確に質感が違ってしまっていましたけど、あれに比べれば微々たる物です。
各部の造形は良く出来てます。上半身の衣装は生地の厚さやちょっとモコっとした質感が感じられますね。
対してスカートはあまり生地が厚くないのが感じられます。
手袋は非常に薄い材質で手に密着している、という材質感がしっかり出ています。手袋のホワイトは成型色。
ファーはモコモコとした質感が良く出ているのですが、ウォッシングがやっぱりやや雑な感じがあります。
肩のファーは下側にウォッシングがされていないのが不自然。
ファーのパーツはパーティングラインが走ってしまっているものが多いので、それを処理してウォッシングし直してやるとより良さそうです。
脚
太ももはやはりパーティングラインが出てしまっていますが、造形自体は相変わらず良い出来です。
あ、パンツのホワイトは塗装です(笑)
ブーツはやはりファーだけは成型色にウォッシング、他はツヤ有りの塗装です。造形と相まってエナメルっぽい質感が出ています。画像だとシャドウが入っているように見えますけどこれは台座のブルーの照り返しで、ホワイト塗装は単色です。
やはりブーツには塗装が擦れて色移りしてしまっているのがところどころ見られるので、メラミンスポンジで擦って落としてコンパウンドで磨こうと思います。
総評
今回も良い出来なんですが、顔が非常に自分のイメージ通りなので特に良いという感じです。
相変わらずプライズものなのに良い出来なんですけど、やっぱりプライズゆえに塗装はねや塗装の擦れなどの品質管理の甘さが惜しいところ。ブーツ部分はまだメラミンスポンジで落とせますが、髪についてしまっているのは困る。何だか胴体に比べて髪やブーツにそういうのが多いんですよね。何故かは分かりませんが。
ゲットするのに何千円も使ってしまった場合はともかく(笑)、そうでなければ非常にコストパフォーマンスが高いです。
以上、スノーハレーションのエリーチカのレビューでした。
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