- 商品名:PUIPUIモルカー コロコロフレンズ4
- メーカー:バンダイスピリッツ
- キャラクター原作:PUI PUI モルカー
今回も全8種。
- ドゥーフー
- 宇宙シロモ
- 宇宙ポポム
- 寿司モルカー(いなり)
- 寿司モルカー(玉子)
- 寿司モルカー(いくら)
- わさび
- たらこ
ドゥーフー
本体色の薄いブラウンが成型色で他が塗装。
劇中のぬいぐるみは「ブラウンがかったグレー」という感じでしたが、コロコロフレンズでは彩度が高くなってます。
第8話「ダメダメなぼくら」劇中で泣いてばかりだった事もあり、涙を浮かべた姿での商品化。
何故か細長いフォルム
劇中のぬいぐるみはそんな事なかったように思うのですが、コロコロフレンズ3のペーター同様、前後に細長いフォルムになっています。
左はわさび、右はコロコロフレンズ3のペーター。
この写真を撮っていて気が付いたのですが、劇中でもドゥーフーには「DRIVING SCHOOL」のマークが無いんですよね。同じ「STUDENT MOLCAR」のペーターにはあるのに。
宇宙シロモ
運悪く、黒い塗装の跳ねが多い個体を引いてしまいました。
第9話 「ドキドキ!月面教習」での、酸素ボンベを装備したシロモ。
本体のホワイトが成型色で他が塗装。
酸素ボンベとそこから伸びるケーブル、マスクもホワイトですが、こちらは塗装となっています。
ケーブルはおそらく、車体下を通ってマスクに繋がっているものなんでしょうが、コロコロフレンズは共通であるプラ製のシャーシにソフビの本体を載せる構造なので、ケーブルは途中で途切れてしまっています。これはポポムも同じ。
例によって上部のボンベも一体成型なので、ボンベとシロモ本体との際の部分は埋まっているというか繋がってしまっています。
しかしボンベは塗装がきちんとツヤ有り。本体と違って塗装のために光の透けが無く、ツヤも相まって金属製の質感が出ています。
シロモもホワイト、ボンベもマスクもホワイトですが、「成形色のシロモ本体」「ツヤ消し塗装のマスクとケーブル」「ツヤ有り塗装のボンベ」ときちんと質感の違いが出ていて丁寧な仕上がり。
マスクの突起の先にある赤い丸は、きちんと印刷で再現されています。
第1弾の普通のシロモと比較
金型の抜き勾配の都合なのかコロコロフレンズは「上部に何か乗っているモルカーは縦長に上部が細い形状になる」という傾向があります。(寿司モルカーのエビと玉子は例外なんですが、あれは乗っている物が平べったい形状だからだと推測。)
宇宙シロモと宇宙ポポムもそんな形状になっているため、普通のシロモとはだいぶ違うフォルムです。
車高、目の大きさと位置、窓の大きさに至るまで完全に別物。
色については宇宙シロモの方が若干寒色。シャーシのグリーンはほぼ同じです。
宇宙ポポム
本体の薄いピンクが成型色で他が塗装。マスクとケーブルはツヤ消しホワイト、ボンベはツヤ有りホワイトなのはシロモと同様。
こちらも第9話 「ドキドキ!月面教習」登場。ポポムは1期でも登場してはいたものの、どこにいたのか分からないくらいのモブキャラでしたが、2期9話では主役の一台でした。
ピンクのカラーとマスクの形状もあってか、何となく豚っぽく見えます。
シロモとは違うパーツです
宇宙シロモと同じパーツで色が違うだけ・・と思いきや違います。目の位置や耳の大きさが分かりやすいでしょうか。
寿司モルカー(いなり)
本体の薄いブラウンが成型色で他が塗装。
第6話 「勝利を握れ!もぐもぐ大運動会」で、シャリだけの寿司モルカーがズタ袋を被って変身した姿。
寿司モルカー(玉子)
エビ寿司モルカーのエビは一体何なのか不明ですが、玉子寿司モルカーは公式のキャラ紹介に「お気に入りのお昼寝用マット」と記述があるように、劇中のぬいぐるみでも「厚い生地が丸まっている」という感じの見た目でした。
コロコロフレンズでもこの玉子はしっかり造形されており、劇中のぬいぐるみ以上に丸めたマットらしい質感。
コロコロフレンズ2のエビ寿司モルカーと並べて。
モルカー本体は近い形状ですが、エビに比べると玉子の方が目が少し大きく、角度が垂直に近いです。これはこの2台の寿司モルカーだけでなく、コロコロフレンズ1弾・2弾と比べて3弾・4弾全体として造形がこの傾向にあります。
寿司モルカー(いくら)
本体の下半分のホワイトが成型色。つまりほとんどの部分が塗装です。
意外と実物はいくらっぽく見える
劇中のぬいぐるみのいくらは、透明な材質で作られていました。
コロコロフレンズは本体が一体成型のソフビというのが常なので、当然ここは透明ではありません。バンダイ公式の画像だとあまりツヤもなく、いくらに見えないな、と思っていました。
実際の製品のいくら部分はかなりツヤツヤの仕上がり。
写真だとうまく写らなかったのですが、どうもブラックを塗った上からオレンジで塗装されているようです。そのため発色がややくすんでいるのですが、奥まった部分だけはオレンジの塗料が溜まるために他よりもやや発色が良くなっています。
これとツヤが相まって、遠目に見ると思いのほかいくらっぽく見えます。
下の画像をサムネイルで見ると結構いくらっぽく見えるのではないでしょうか。でもクリックして拡大してみるとそうでもない。
わさび
本体のグリーンが成型色で他が塗装。
1期にも登場したモブキャラですが、2期でも第6話 「勝利を握れ!もぐもぐ大運動会」で登場。
シロモの色違い・・ではない
体に模様がなく単色なので、シロモの色を変えれば作れてしまいそうなわさびですが、シロモとは違う新規造形になっています。
1弾のシロモと比較。全高、目の位置と大きさも明らかに違います。
1弾・2弾と3弾・4弾の造形の傾向の違いが出てますね。
たらこ
本体の薄いピンクが成型色で他が塗装。
1期9話「すべってサプライズ」に登場していたモルカー。
ピンクの本体に水色のタイヤという組み合わせはポポムに似ていますが、ポポムよりも色は淡いです。
総評
1話しか出てこなかったキャラばかり。そんなラインナップになってもシリーズが続いてくれるのは嬉しい限り。
タイヤが脚ではなく転がる車輪ではあるのですが、プロポーションは相変わらず今現在発売されているモルカーの立体物の中では一番似ていると思います。
ただ宇宙シロモと宇宙ポポム、特にシロモのフォルムは気になりますね。
2パーツ以上に出来ないものなのか
上部に何か付いているモルカーは縦に長く上に少し細くなる傾向というのは2弾の武装テディの時点ですでにそうでした。ただ武装テディは1弾の普通のテディに比べてそこまで体型が変わってはいなかったのでさして違和感は無かったんですよね。
でも今回の宇宙シロモはちょっと。かなり細長いし窓も小さい。
1弾のシロモより劇中のバランスにより近くなるのなら変わっても歓迎なんですが、そうではないので。
本体をソフビの1発抜きではなく、2パーツ以上の構成にしてフォルムが崩れないようにして欲しい。宇宙シロモと宇宙ポポムが色以外ほとんど変わらないのにそれぞれ別のパーツにするくらいなら、そっちにこだわってくれた方が良いのではないかと感じます。
まあ1弾からずーっとこの仕様なので、たぶん無理な事情があるのだろうなとは思うのですが。
第5弾もある、と期待するべきでしょうか
あと気になるのは3弾・4弾のラインナップの「歯抜け感」ですね。
教習ポテト、教習ローズが3弾にあったのにシロモ、アビー、チョコ、テディの教習仕様が無い。てっきり第4弾でラインナップされると思っていました。
あと宇宙シロモと宇宙ポポムがあるなら宇宙ペーター、宇宙チャイ、宇宙ジェリーも欲しい。せめて宇宙ペーターは欲しいですよね。ムーンバギーモルカーは流石に無理でしょう(笑)あれこそ2パーツ以上にする以外に無いと思うので。
むしろこれは次もある、と期待すべきでしょうか。
シリーズが続くなら、次こそはポストモルカーを入れてあげて欲しいですね。
以上、コロコロフレンズ4弾のレビューでした。
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