レビュー:S.H.フィギュアーツ 西木野 真姫【僕らは今のなかで】(ラブライブ!)


今日発売のS.H.フィギュアーツの真姫ちゃんをレビュー。
背景の画像は魂ウェブのS.H.Figuarts 高坂穂乃果」発売! ポージングと撮影で楽しもう♪のページでダウンロード出来る画像を使用。


商品名:S.H.Figuarts 西木野真姫(僕らは今のなかで)
メーカー:バンダイ
キャラクター原作:アニメ「ラブライブ!」

内容


本体、交換用顔パーツ、交換用手首パーツ、スタンド、と今回もシンプルな内容。

本体


メーカー公式の画像と比べて、形状に差異は無いと思います。先月発売されたS.H.フィギュアーツのにこ同様、衣装のホワイトは塗装ではなく成型色。それは特に問題ないのですが、にこに比べてツヤ消し処理が甘く、ホワイトはちょっとツヤが出てしまっています。個体差の可能性もありますけど。
衣装のデザインがほとんど同じなので、可動の構造や可動範囲も基本的ににこと同じです。

にこと大きさ等の比較


当然ながらにこっちよりも真姫ちゃんの方が大きいです。アニメ劇中だと私はあまりそういう印象は無いのですが、真姫ちゃんはμ’sの中でエリチに次いで2番目に背が高いキャラで身長161cm。S.H.フィギュアーツの全高はメーカー公式には全高13cmと表記がありますが実際には約14cmあります。なので身長だけでスケール換算すると1/11.5スケールになってしまうことに。にこは身長でスケール換算すると1/13くらいだったので、真姫ちゃんは身長がちょっと高すぎますね。


胸が全然違う胴体は当然として(笑)、腕や脚も真姫ちゃんの方が若干太いです。


衣装のデザイン的にはスカートの前面の黒いリボンの有無くらいですが、体の大きさが違う為にスカート等もパーツ形状が違います。どうやら、手首以外は共通のパーツは無いようです。

figmaの穂乃果と比較


にこのレビューやfigmaの穂乃果のレビューで書きましたが、figmaとS.H.フィギュアーツの「僕らは今のなかで」は近いスケール。各部の大きさは同じ位のスケールですが、やっぱり真姫ちゃん背が高すぎますね。

※追記 figmaの絢瀬絵里と比較


figmaの絵里と並べると、ほんの僅かに絵里の方が大きいです。2人は公式身長だと1cmしか違いが無いので、まあ許容範囲ではないでしょうか。

※追記figmaの真姫ちゃんと比較


figmaの西木野真姫と比較。各部のボリュームはほとんど同じですが、figmaの方がやや身長が低いです。もっとも、S.H.フィギュアーツは真姫ちゃんの身長がやや高め、他のキャラはfigmaもフィギュア-ツもほとんど同じ身長である事を考えると、figmaの方が正しいかと。とは言え、figmaの真姫ちゃんとの身長差は僅かなものです。

※追記 他のラブライブのS.H.フィギュアーツと並べて


遂に全員揃いました。9人並べるとこんな感じです。
※他の8人のレビューは以下
S.H.フィギュアーツ 矢澤にこ(僕らは今のなかで)
S.H.フィギュアーツ絢瀬絵里(僕らは今のなかで)
S.H.フィギュアーツ 東條希(僕らは今のなかで)
S.H.フィギュアーツ 星空凛(僕らは今のなかで)
S.H.フィギュアーツ 小泉花陽(僕らは今のなかで)
S.H.フィギュアーツ 高坂穂乃果(僕らは今のなかで)
S.H.フィギュアーツ 園田海未(僕らは今のなかで)
S.H.フィギュアーツ 南ことり(僕らは今のなかで)
劇中のイメージだと1年生3人はそんなに身長差がある印象ではないのですが、S.H.フィギュアーツは設定身長準拠(完璧ではないですけど)なのか、目に見えて分かるくらいには差があります。

各部

基本的な可動の構造・可動範囲はにこと同じなので、可動に関しては異なっている部分のみ書いています。

頭部


発売前、顔が丸い方が良かったのにな・・・と思っていましたが、実物を手にしてみるときちんと真姫ちゃんですね。まあアニメ劇中でも常に顔が丸い作画じゃないので当然ですけど(笑)
真姫ちゃんかわいい かきくけこ。


笑顔
口の輪郭が三角なんですよね。悪くはないのですが、もうちょっと丸みのある口の方が良かったですね。


照れ顔
ライブ衣装であるS.H.フィギュアーツに必要な表情かと言われると疑問ですが、真姫ちゃんといえばツンデレなので。
真姫ちゃんツンデレ たちつてと。


目閉じ顔
真姫ちゃんで目を閉じた顔と言えば2期オープニングでのピアノを連想しますが、「僕らは今のなかで」でも目を閉じている瞬間はあります。


髪型が独特なので、髪パーツはこんな分割になっています。なお髪はあまり柔らかくない材質なので首をかしげたりするとちょっと邪魔になります。顔パーツの交換もちょっとやり難いので、顔の交換は頭部を外した方がやりやすいですね。髪は軟質にしてくれた方が良かった気がします。

胴体


にこと同様、残念ながら首周りだけは肌色が塗装で、質感が違ってしまっています。この塗装の色がにこに比べてやや赤みがかっており、成型色の肌色との差が大きくなってしまっています。反面、首のチョーカーはにこと違ってホワイトが塗装ではなく成型色になっています。


肩関節はにこ同様に引き出せる構造になっていますが、若干改良されています。にこに比べると関節パーツが袖パーツに深く刺さっていない構造になっています。


このため、にこに比べると袖と胴体の間のクリアランスが僅かに余裕があり、にこよりも若干上まで腕が上げられます。大体真横くらいまで上がります。


腰はにこ同様に回転可動のみ。にこと違ってスカート前面に黒いリボンが無いので、擦れに気を使う必要はありません。


にこでは何故か硬い材質だったスカートは、真姫ちゃんでは柔らかい材質になりました。とはいえスカートが2枚重ねな都合、可動が妨げられてしまい脚を上げるのは画像くらいが限界。しかしそれでもにこよりだいぶ可動範囲が広がりました。2枚重ねのために可動範囲が制限されてしまうのは仕方がないですが、何でにこはわざわざ硬い材質にしたのか謎ですね。

付属品

スタンド


にこと同じハート型。μ’sのロゴと真姫ちゃんのサインが印刷されています。

手首


手首パーツはほとんどにこと同じです。「にっこにっこにー」の手首も付属。唯一違うのは、ハートを形作る手首がなく、代わりに違う手首が付いています。その手首は画像の一番下の手首。


それがこの手首。どういう用途なのかははっきり分からないのですが・・・


髪を弄る仕草用の手首ですかね?
真姫ちゃんといえば髪をくるくる。

総評


スカートは硬いままだろうと思っていたので柔らかい素材に改善されたのは良い意味で誤算でした。肩関節の改善でにこより少し上まで腕が上がるのも良いです。きちんと改善されているのは好印象。あとは首周りの肌色が塗装なのとニーソックスで回転可動が無いのを改善して欲しいですが、特に前者は厳しいですかね。一方、身長がちょっと高すぎるのは悪い意味で誤算。
あと動かしていて気が付いたのが、なびいている髪パーツが欲しいな、という事。ライブでは常に動いているわけですから、髪も動いている状態が欲しい。にこはツインテールが可動するので動きを付けられますけど、他のキャラも動きを付けたいですよね。

以上、S.H.フィギュアーツのマッキーのレビューでした。

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