こちらもフリューSSSフィギュアの千歌と同じく12/23ごろからゲーセンに登場しているプライズフィギュア。セガのSPMフィギュア「ラブライブ!サンシャイン!!」の4体目、マリーさん。
商品名:ラブライブ!サンシャイン!!スーパープレミアムフィギュア”小原鞠莉”
メーカー:セガ
キャラクター原作:アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」
全体
これまでの3体と仕様は同じで、主要な色は全て成型色で再現されており、細部のみが塗装。
マリーは9人中唯一セーラー服の上から水色の上着を着ていますが、これもやはり成型色で鮮やかな発色が良い感じです。
他のフィギュアと比較
他のSPMフィギュアとの比較
まずは高海千歌と。千歌がつま先立ちでマリーが屈んだポーズなので分かり難いかと思いますが、身長差は大体合っていそう。ただ千歌は造形が全体的にスケールがデカい感があって並べると違和感。
次に桜内梨子。梨子ちゃんはやっぱりスケールが小さいですね。
次に松浦果南。
マリーと果南の身長は公式設定だと1cmしか違いません。マリーのポーズのせいで分かり難いですが、大体同じスケールのようです。
渡辺曜と。
曜ちゃんとは大体同じくらいのスケール感でしょうか。
津島善子と。
善子の方が大き目。
花丸と並べて。
これは花丸が大きいですね。
※追記 9人全員で並べて
9人全員揃いましたが、今までのセガプライズのμ’s以上にスケールがバラバラ。詳細はSPMのAqours 9人全員のレビューを見てください。
フリューSSSフィギュアの鞠莉と比較
後発であるフリューのプライズの鞠莉と比較。シリーズ全体としてはセガの方がフリューよりもサイズが大きめなんですが、鞠莉はセガSPMの中では小さめなためにフリューSSSフィギュアと同じくらいの大きさです。
各部
顔は果南と同じくやや頬がふっくらした造形。セガのSPMでは毎度の事ですが、アイプリントは公式画像とは微妙に印象が違い、濃いブラウンの部分の色が実物はやや濃い目です。
口元は、同じく口を結んでいた梨子ちゃんに比べるとアヒル口と言いますか割と写実的な立体感のある造形で、ここは好みが分かれるかも。写実的ではあるのですがマリーさんらしいというかラブライブらしい雰囲気をうまく掴んでいる印象で私は好きですね。口元のスミ入れは公式画像よりも色が濃いですね。
髪は成型色で、シャドウが吹かれています。ツヤがきちんと消えていないのが残念。
冒頭でも書きましたが、マリーだけの特徴であるグリーンの上着も成型色。この鮮やかな発色は成型色ならでは。きちんとツヤも消えていて非常に良い質感。反面残念なのが袖口から覗くセーラー服のホワイトが塗装である事(赤丸で示した部分。)グリーンの上からの塗装なのできちんと発色せずムラがあり成型色である他のホワイト部分とは質感が違ってしまっています。
この部分が腕と一体のパーツになっていれば良かったのですけどね。
お腹をチラっと。ヘソもきちんと造形されている他、上着の下のセーラー服の裾もきちんと作られています。
セーラー服の袖のグレーは今回も色分けされています。爪がきちんと塗り分けられているのも同じ。
スカートは今回も成型色にシャドウ吹き。スカートの素材の質感や、下にあるお尻の形を感じさせる造形が見事。
脚はパーティングラインが処理されているようなのですが、段差がちょっと残ってしまっているのが残念。造形自体は相変わらず良く出来ています。
台座は全員共通の形状。今回は自然光を当てて写真を撮ったので、水面部分が透明感があって良い感じ。
付属品として蟹と貝が付属。梨子ちゃんや果南に付属していたものと同じです。特に固定方法は無く、任意の位置に置くだけ。
総評
いつも通りのクオリティなんですが、上着の袖口から見えるセーラー服のホワイトが塗装なのが残念ですね。ここも何とかパーツ分けして欲しかった。そもそも公式イラストのポーズを立体化しているわけではないのですから、腕とこの部分を一体のパーツに出来るポーズにすれば良かったのではないか、と思いますね。それともイラストが先にあったのかな?
以上、セガSPMのマリーさんのレビューでした。
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