レビュー:NECA(ネカ) アルティメット ジャングルハンター プレデター 7インチ アクションフィギュア


いよいよ国内でも発売となったアルティメットジャングルハンターをレビュー。

商品名:プレデター/ ジャングルハンター・プレデター アルティメット 7インチ アクションフィギュア
メーカー:NECA(ネカ)
キャラクター原作:映画「プレデター」

内容

本体、バックパック、左右の平手、プラズマキャノンエフェクトパーツ、マスク、素顔頭部、人間の頭蓋骨(背骨あり・無しが各1つ)、となっています。

本体

バックパックを装着した状態


バックパックの形状、装着方法はこれまでのジャングルハンターと同じです。

シリーズ3(第1世代素体)、シリーズ8(第2世代素体)共にジャングルハンターは他のNECAプレデターに比べて特に塗装に気合が入っている感がありました。今回のアルティメットでもそこは変わらずで、アーマーのシルバーは少しカッパーがかったようなウェザリングがなされており、実に良い雰囲気。
さて、NECAのプレデターと言えば私が毎回まず気になるのが肌の仕上げです。成型色だったり塗装だったりとものによってまちまちで統一されていない肌の仕上げ。今回のアルティメットジャングルハンターはと言うと、足首と腕と頭部のみ(マスク付き頭部は顎の部分のみ)成型色で、それ以外は塗装という仕様。まあ最近はAVPのプレデターが手首と頭部だけ成型色という仕様なのでそれに近い。

待望の第3世代素体、きちんと可動するジャングルハンターではあるのですが、先のシリーズ16のゴーストプレデターでこの素体は使われており、しかもゴーストはマスクと武器以外は全くと言っていい程形状はジャングルハンターと同じ。という事で可動についてはゴースト プレデターのレビューを参照して頂きたく思いますので、本レビュー中では可動については詳しくは書きません。

各部

頭部

アルティメットという事で頭部はマスクと素顔(クローズマウス)の2種が付属。どちらも造形自体はこれまでのNECAプレデターと同じです。


素顔頭部の方は肌は全て成型色。目の塗装はこれまでのジャングルハンターと印象が異なり、クランリーダーみたいな凶悪な目つき。


マスク頭部については、正直言って以前の方が良かったです。


まず気になるのが額や眉間にある被弾痕のような黒い痕。いかにも印刷しましたな感。

あとマスクとドレッドヘアの間の辺り。


素顔頭部と見比べると色が全然違うじゃん(笑)
今回はじめてマスクあり・無し両方付属だから気がついた部分ですね。

頭部の可動については新型素体になっても同じで、相変わらず首と頭部の間にしか可動はありません。首の根元も動けば完璧なんですけどね。


腕も成型色です。成型色の透明感を活かした塗装とツヤがヌメリを感じさせる素晴らしい質感。
手首は右が握り手で左は物を持つ手。


新型素体なので肘は2重関節で上腕にも回転可動あり。


また下腕もガントレットとの境目で回転可動出来ます。


アルティメットシティハンターもそうでしたが、肘関節を曲げると、関節に隠れていた部分は塗装がされていないのがちょっと気になりますね。


付属品の左右平手を付けた状態。手首も全て成型色ベースで塗装がなされています。


リストブレードはもちろん伸縮可能。今更気が付いた事なのですが、ブレードは硬いのですがPVC製のようで、ドライヤーで温めたら曲がってビックリしました(笑)とは言え温めなければかなり硬いので、うっかりぶつけて破損しないように注意。

新型素体なのでリストコンピューターは開閉可能。


ゴーストプレデターですでに体験していたとは言え、ジャングルハンターのコンピュータがやっと開閉出来るのは嬉しい。


ちょっと気になるのが手首の根元。塗装の工程の都合なのでしょうけど、ここだけ肌が塗装になってしまっています。胴体や脚の塗装は透明感を出そうとしているのですが、ここは面積が小さいためかただ塗ってあるだけなので、手首との質感の差が気になるんですよね。

胴体


胴体は肌が塗装になってしまっています。


薄いブラウンのグラデーションやツヤでそれなりに透明感が出てはいるのですが、やはり成型色である腕と比べると質感の差が気になります。AVPプレデターも手首や頭部だけは成型色という仕様ですけど、AVPに比べてジャングルハンターは肌の塗装が細かいためか、AVPよりも気になりますね。

個体差もあると思いますが、ネットの塗装は相変わらずずれてしまっているところがありますね。

脚部


腰のボロ切れは成型色のレッドブラウンの上からシャドウ吹きという仕上げで、妙な透明感があるのが残念。ここは今まで通りの全塗装で良いのに。


太ももも肌は塗装になっていますが、足首だけは成型色ベースです。

付属品

バックパック


これまでのジャングルハンターと同じ。ツヤはかなり抑え目な仕上がり。

マスク


外した状態のマスク単品が付属。ダッチとの2パックに付属したものと形状は同じなので、裏側は何もディテールが無くてツルツル。やっぱりここは何かそれらしくディテールが欲しかった。
なお、素顔頭部に取り付ける事は出来ません。あくまで素顔状態で手に持たせたり、足元に置いたりするためのパーツ。

人間の頭蓋骨


これまでのプレデターやアクセサリーパックに付属の物とおそらく同じです。


新型素体の可動範囲のおかげで、劇中で左手で持った頭蓋骨を右手で触っている場面のようなポーズもやっと出来ますね。

プラズマキャノンエフェクト


アクセサリーパックに付属のものとおそらく同じだと思います。キャノンの銃口に差し込んで取り付けます。


PVCの塊りでそれなりに重たいのでちょっと保持が厳しく、キャノンの角度が重さに負けて動いてしまう事も。

他のジャングルハンターと比較


左がシリーズ3の第1世代素体のジャングルハンター、真ん中がシリーズ8の第2世代素体、右がアルティメット。
アルティメットの肌の色はこれまでよりも黄色いですね。


続いて第2世代の他の2体と。
左がダッチとの2パックのダメージ版。真ん中はダメージシティハンターと2パックのオープンマウス。やはりアルティメットは肌が黄色い。


これはゴーストのレビューにも書いていますが、新型素体では腰のボロ切れが前後で繋がったパンツ状の形状になってしまっているため、前後に脚を可動させた時にボロ切れが逃げてくれず、前後の可動範囲が少し狭まってしまっています。ここは旧素体の方がベターだったと思います。


これはシリーズ8ジャングルハンターの股間部分。矢印で示した部分をご覧になると分かる通り、第2世代の素体ではボロ切れが股間ブロックとくっ付いておらず、脚を上げる時にボロ切れが逃げてくれました。


このため、脚を上げる可動については第2世代素体の方が可動範囲が少し広いです。ただ、旧素体のジャングルハンターはどれも股関節の前後可動が緩く自立させようとすると倒れてしまう事が多い欠点がありました。(第2世代素体の股関節はシリーズ12ごろから微妙に改良されてクリックが入ったので前後可動が緩くなくなったのですが、ジャングルハンターはどれもシリーズ12以前の発売なので緩い。)
この欠点を考えると、やっぱり新型素体の方がベターかなとは思いますね。本当は新型素体もボロ切れが前のままの仕様なら良かったのですが・・・。

見た目だけならシリーズ8の方が良い

見た目”だけ”で言えばシリーズ8の方がベターだと思います。胸と腹の間の可動が無いので胴体の見た目が綺麗なのもありますが、肌の塗装が全て完全に成型色ベースで質感が揃っています。なのでシリーズ8は飾っておく用とするのもありかと思いますね。

※追記 30thアニバーサリーのジャングルハンターと比較

後発の「30thアニバーサリー」でゴートマスクとオープンマウスのジャングルハンターがアルティメットと同じ素体で登場となりました。

左が30thアニバーサリーのゴート、真ん中が30thアニバーサリーのオープンマウス
アーマーのウォッシングの色味が微妙に違うかな?くらいの差で、あとはアルティメットと同じです。肌が成型色の部分と塗装の部分があるのも同じ。

頭部パーツの互換

NECAのプレデターの頭部の関節の構造は第1世代から全く変わっていません。前項で書いたように「30thアニバーサリー」でゴートマスクやオープンマウスが発売になっていますが、すでに旧素体のゴートやオープンマウスを持っているのなら、「30thアニバーサリー」を買わずに旧素体の頭部パーツをアルティメットに取り付けてしまうという手もあります。


ダメージシティハンターとの2パックだったジャングルハンターの頭部(オープンマウス)をアルティメットに取り付けてみました。


このフィギュアは第2世代素体ジャングルハンターでは唯一肌が塗装。アルティメットも胴体や脚は肌が塗装ではありますが、前述の通りアルティメットの方が肌が黄色いのでやっぱりちょっと違和感があります。この写真だとあまり色の差異が出ていないのですが、実物は結構な違和感。


続いてSDCC限定だったゴートマスクジャングルハンターの頭部を付けてみました。


これも写真だとあまり差異が出ないのですが、アルティメットの方が肌が黄色いのでちょっと違和感があります。とは言え、肌が見えている面積が少ないので先ほどのオープンマウスほどではないかな。

「30thアニバーサリー」の2体はアルティメットと色が全くと言っていい程同じなので、それに比べると旧素体の頭部をアルティメットの差し替えパーツとして使うのは肌の色の違いによる違和感はあります。ですがそもそもアルティメットジャングルハンター自体が部分的に肌が塗装だったり成型色だったりといういい加減な仕様なので、それで良しという気もしますね(笑)
という事で、旧素体のフィギュアをお持ちの方は、「30thアニバーサリー」は見送るのも手かもしれません。

総評

肌の仕上げが全て揃っていないのがちょっと残念ですが、あとは期待通りの出来栄えですね。
先のゴーストプレデターで既に同じ素体が使われていたとは言え、やっぱりプレデターと言えばシュワルツェネッガーと戦ったジャングルハンター。やっときちんと可動するフィギュアがNECAから出たのはやっぱり嬉しいですよ。「もっと可動してくれればなあ・・・」と思い続けた日々がこれでようやく過去のものとなりました。欲を言えば首の根元にも可動があれば完璧なんですが。

長かったなー。手頃な大きさの初代プレデターのちゃんと可動するフィギュアなんて、当たり前にありそうなのにね。

これまでのNECAのプレデターを買っている人はもちろん、プレデターの可動フィギュアが欲しいという人はまずこれを買ってみて、という一体です。

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