レビュー:NECA(ネカ) ケナー版 ストーカー プレデター(7インチアクションフィギュア シリーズ16)


今更ながらこっちのストーカー・プレデターもレビューです(笑)
かつてケナーから発売されたプレデターの中でも、蓄光素材という見た目の色のインパクトが強い一体。

実は発売直後にすぐ購入してレビューの文章だけ書いていたのですが、忙しくなってそのまま忘れてしまい、アルティメット ストーカー・プレデター(プレデター2のロストハンター)のレビューを書いている時に思い出しまして今更レビューです。(なので、記事URLが2016)。

製品情報

商品名:プレデター 7インチアクションフィギュア 「ストーカー・プレデター」
メーカー:NECA(ネカ)
キャラクター原作:映画「プレデター」

NECA Predator Series 16 Scale Action Figure Glow-in-the-Dark Stalker
NECA(ネカ)

内容


本体、マスク、ネットランチャー、交換用左手、伸びた状態のスピア、縮んだ状態のスピアx2、という内容になっています。

オリジナルのケナー版では矢のような弾を撃つランチャーがありましたが、これはNECA版にはありません。

鞭とネットは付属しません

付属品について注意点が2つ。
このシリーズ16が発表された当初の画像(素体が新型ではない)ではウルフ・プレデターのような鞭を持った画像が載っていたのですが、仕様の変更によりこの鞭はありません。
もう一つ、NECA公式サイトに載っている画像ではネットランチャーからネットを発射しているディオラマ画像があるのですが、このネットも実際には付属しません。

本体


言うまでも無く蓄光部分は成型色で、それ以外が塗装という仕様です。実はオリジナルのケナー版とはかなり形状が異なります。ケナー版はプレデターなのに全身がアーマーで覆われており、肌が露出しているのは顔くらい。そのアーマーも腰周りは長いスカートのような形状でした。対してNECA版はアジアっぽい鎧のような趣きで、マスクもAVPのエルダーっぽい形状に。ちなみに素体はシティハンターのものです。

胸の真ん中にエイリアンの頭部が付いているのと、肩の鎧の形状が似ているという事からか、これよりも後にNECAからフィギュア化されたブロークンタスク・プレデター(コミック版エイリアンvs.プレデターのキャラクター)と胴体や肩の鎧が共通のパーツとなっているようです。(私はブロークンタスクは持っていません。)
かなりアレンジされているのですが、蓄光素材という点はもちろんの事、形状的にも元デザインの特徴的なポイントをうまく取捨選択している印象。実はこんなにもアレンジされているのに、誰が見てもあのストーカー・プレデターだと納得するくらいにツボを押さえていますね。

一足先にアルティメット シティハンター素体!!

シリーズ16発表当初の画像では旧素体だったのですが、後に仕様が変更され新型のシティハンター素体となりました。当時はまだアルティメット シティーハンターは発売されていませんでしたので、それより先に新型シティハンター素体というまさかの仕様でした。

各部

各部について。可動に関しては基本的にアルティメット シティハンターのレビューをご参照ください。
シティハンターに比べると鎧で覆われている部分が多いのですが、意外にも腰の前可動と股関節の前後可動が少し狭い以外はほぼ同じ可動範囲です。

頭部


全身の蓄光に負けないくらいアレなインパクトのあった形状である頭部。オリジナルでは額から生えていたツノは後頭部の側面から生えているデザインに変更されています。
頭部本体が新規パーツで、顎部分は他のプレデターのパーツ。オリジナルでも顎の下にトゲが生えていたので、ここはシティハンターのクローズマウス(ロストプレデターで使われていたパーツ)。

シティハンタータイプの顎パーツなのでケナー版に較べるとこの顎トゲはかなり小さくなっています。顔や額などの大きさのバランスはケナー版と異なり映画のプレデターに準じたバランス。
つまりパッと見の印象的には「後頭部側面にツノが生えただけの普通のプレデターの頭部」になっています。オリジナルの味は残しつつもカッコ良い印象になりました。


オリジナルのケナー版では頭部全体がブラウンでしたがNECA版では蓄光素材で、顔を中心にブラウンで塗られています。何がどういうわけなのかさっぱりわかりませんけど、そもそも体が蓄光の時点で意味不明なので特にツッコミを入れる気にもなりませんね(笑)


蓄光素材のためか、はたまた塗装されていないためか、ドレッドヘアーは他のプレデターよりも若干柔らかいような感じです。

胴体


エイリアンの頭部がインパクト大な胴体アーマー。


肩付近にあるのはエイリアンのインナーマウスのようですね。


胴体全体が鎧で覆われていますのでパッと見は見えませんが、中身はシティハンター素体。
鎧の側面部分は前後で繋がっておらず、鎧は軟質樹脂製。めくってみると腹と胸の間に可動がある現行の素体なのが分かりますね。
アルティメットシティハンターに先んじてのこの素体だったのですが、胴体がほぼ全部鎧に覆われているため胸の下の可動はあまり意味が無かったりします。


鎧の下端が腰とぶつかってしまう都合、腰を前に曲げるのはほとんど出来ません。


背面左にはバックパック。このバックパックは鎧にくっ付いていて取り外しは出来ません。ケナー版ではここが矢(モリ?)のラックになっていましたが、NECA版では右側がラックになっており、ここに収納状態のスピアを付けられます(後述の「付属品」で詳述)。


ガントレット部分は独特なデザインで、プレデターには珍しく左右で全く同じもの。シティハンターなどと似た意匠なんですが、内側に刃が付いており、外側の側面は何かを発射しそうな見た目。シティハンターのリストランチャーみたいな感じなんでしょうか。


肩アーマーはアジアっぽい鎧を思わせるような形状。ケナー版では左アーマーにエイリアンの尻尾みたいなのが付いていましたがNECA版には無し。(発表当初に鞭がついていたのはそれを意識したのだと思います。)
この肩アーマーなんですが・・・・


左右で腕と鎧の接続位置が違います。赤い丸で示した辺りで接続されています。つまり左腕は上腕に接続で、右腕は肩に接続されています。


上腕を回転させた状態。
右は肩の部分にアーマーが付いているため上腕を回転させても鎧はそのままの向きですが、左は上腕に付いているために向きが変わります。
このフィギュアだけで見ると不思議な構造ですが、これまでのNECAシティハンター素体プレデターをお持ちの方は何故なのかお分かりでしょう。この左右の取り付け位置の違いはシティハンターありきの素体の構造だからです。シティハンターは右肩アーマーが小さいので取り付けは肩でOK、というか小さいのでそこに接続以外ありえないので、右肩にアーマー取り付け用のダボ穴がある。なのでたとえアーマーの大きさが違うプレデターでもこうするしかないわけですね。


組立が悪いのか、右手のボールジョイントが奥まりすぎていて手首が外れやすいです。これはおそらく個体差で、私の運が悪かったのでしょう。
後発のフジティブ プレデターから手首はボールジョイントではなくヒンジがある関節になり、ジャングルハンター素体やシティハンター素体も同仕様に変更されましたが、この頃はまだボールジョイントでした。

脚部


腰周りはやはりアジアテイストな鎧を思わせる形状。鎖帷子らしきものが見えます。


サイドのアーマーはパっと見はかなり長い鎧がぶら下がっているように見えますが、上の方だけ腰に付いていて、下の2/3くらいは太ももに付いています。


腰についている方のサイドアーマーも、接着されてはいるものの前後のアーマーとは別パーツで鎖帷子の部分とは繋がっていません。鎧はもちろん軟質で曲がるので、左右に脚を開くのは股間の球体関節の可動範囲いっぱいまで開けます。


脚を前後に出す可動こそシティハンターより少し劣りますが、見た目の印象とは裏腹に股関節の可動範囲が広いです。
スカーフェイス プレデターの腰回りもこういう風に工夫がされていたらもう少し可動したろうにな・・・。

なおアルティメット シティハンターは股関節だけ旧型素体でしたが(再販版は変更されているらしい)、このストーカーはきちんと新型で左右が繋がって対になっているタイプ。ただし股間の真ん中は硬質な素材で、ハンター プレデター(カプコン アーケードAVP)以降に較べると少し保持が弱いです。


すねアーマーも鎧然としたデザインで、膝には骸骨の形をしたパット。この膝パットは膝のパーツではなくすねアーマー側に付いています。

付属品

マスク


着脱可能なマスク。裏面もディテールが入っています。ケナー版では色は蓄光でしたが、NECA版では全身の鎧が茶色になっているのでマスクも茶色。ツノと目の部分だけは蓄光のままになっているので、暗闇で光らせると良い感じ。


このマスク、私はオリジナルのケナー版はかなり気に入っていました。ツノとスジ彫りの装飾がある以外は普通のプレデターっぽいデザインで、今にして思えばAVPのチョッパーとかテンプルガードとかに通じるものがありましたね。

NECA版はツノがあるというシルエットこそ踏襲してますが、特に顎回りがかなり違う形状に。AVPエルダーのマスクに通じる感じのデザイン。でも私、このアレンジすごく良いと思います。何と言うか動物っぽい雰囲気があって、ツノが生えているというオリジナルからの特徴を昇華してキャラクター性にうまくマッチしていると思うんですよね。


大きいマスクなので装着すると頭がデカイ印象なんですが、その大きさも含めてうまくキャラクター性とマッチしていると感じます。普通のプレデターのマスクでこれをやると顔がデカくてカッコ悪いだけになると思いますが。

スピア


映画AVPのプレデターが持っているものと同じ形状で、色が違うのみ。


背部のラックに収納状態のスピアを付けられます。
オリジナルのケナー版では巨大な矢を撃つランチャーが武器だったので、この矢をAVPのスピアにアレンジしたという事でしょう。ランチャーはありませんが、オリジナルでも矢を手に持つ事が可能だったのでまあアリだと思います。


それっぽく両手に持ってますが、保持できるのは右手のみです。というのもシティハンターの手首だから。
シティハンターのスピアは太いので左手でも持てますが、AVPのスピアは細いので無理なんですね。

ネットランチャーと持ち手


シティハンターのネットランチャーと同型。それまでのシティハンターの旧素体ではすねに固定だったので、外して手に持たせられる仕様のものはアルティメットシティハンターに先駆けてこれが初でした。


左手を差し替えて装着。


右すねに装着。

総評


これまでに出たNECA版ケナープレデターの中では最もオリジナルとの相違点が多いと思います。胸だけでなく全身のアーマーがカッパーになっているし、アーマーは全身ではなくプレデターらしい配置になっているし、アーマーはアジアっぽい鎧になっているし・・・。にも関わらずちゃんとあのストーカー・プレデター。

素晴らしいアレンジが光りますね。他のプレデターの素体や部品を流用する都合もあるだろうとは思うのですが、単なる商品としての都合でアレンジした、ではなく元のデザインの味をしっかり残すどころかうまく昇華されているのが好印象。
あのヘンテコデザインのアイツが、こんなにもプレデターらしくカッコ良くなり、でもやっぱりヘンテコなまま(笑)こうやってまたフィギュアになったのは感慨深い。

で、またこれがちゃんと可動するフィギュアになっているのが本当に嬉しい。オリジナルのケナー版を手にしていたあの時欲しかったのはコレ・・・じゃなくて映画に忠実かそれに近い普通のプレデターのきちんと可動するフィギュアだったんですけど(笑)、それが成しえたからこそコイツらがちゃんと可動するフィギュアになったのが嬉しい。

欲を言うと、あの矢を発射するランチャーがあって欲しかった。矢の代わりにAVPスピアを発射する形で。
流石にそんな大きな武器を付けるのはアルティメット枠じゃないと無理って事だったのかな。

蓄光って事でゲテモノな感じはありますけど(笑)きちんと可動して楽しめますので、このデザインをカッコ良いと思った方はぜひ手に取ってみて欲しい・・ですがもう流石に入手困難か。

以上、NECAのケナーストーカープレデターのレビューでした。

NECA Predator Series 16 Scale Action Figure Glow-in-the-Dark Stalker
NECA(ネカ)

※各通販サイトについてはこちらで解説しています⇒通販サイト 比較とおすすめ【フィギュアの買い方】

2 thoughts on “レビュー:NECA(ネカ) ケナー版 ストーカー プレデター(7インチアクションフィギュア シリーズ16)

  1. 名無し

    シティハンタータイプのクローズドマウスは旧ロストプレデターが初使用ですね。

    返信
    1. EAST-COW 投稿作成者

      ブログ管理人です。

      ご指摘ありがとうございます。見てみたら確かにボーグはクローズマウスですね。

      返信

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