昨日メーカー出荷になり、グッスマオンラインで予約していたものが今日到着となりました。figFIXのラブライブの第1弾となる穂乃果をレビュー。「タカラモノズ」の衣装。
商品名:figFIX高坂穂乃果 チアガールver.
メーカー:マックスファクトリー/グッドスマイルカンパニー
キャラクター原作:ゲーム「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」
内容
本体、figmaスタンド、「はにかみ顔」表情パーツ(グッスマオンライン特典。通常版には付属しません)。
そしてブリスターと同じ材質の妙な物体(画像の左下)がビニールにくるまって入っていたのですが、説明書には記載はなく何なのか不明。figmaスタンドを使わずに飾るための補助パーツかな?と思ったのですが、使い方が分からず。
それとも単なるブリスターパッケージの一部なんでしょうか?
※追記
単なるパッケージの一部のようです。
全体
公式の画像と比べて特に変わった部分は見受けられません。しいて言えば、ポンポンの色が実物の方が濃いくらいでしょうか。
figFIXなので頭部のみはfigmaジョイントで可動しますが、それ以外は固定のフィギュアとなっています。完成状態でパッケージされていますが、実は胸のパーツと腹パーツの接合は接着されておらず、取り外しが可能。パッケージ状態では例によって色移り防止のビニールが各部に挟んであるので、この胸と腹の間を一旦取り外すとビニールを外すのが楽です。
ちなみにスカートは固定されておらず、挟んであるだけなので取り外す事が可能。
※追記 他のラブライブfigfixと並べて
後発の絢瀬絵里 チアガールver.、南ことり チアガールver.、星空凛 チアガールver.、園田海未チアガールver.、東條希チアガールver.、西木野真姫チアガールver.、小泉花陽 チアガールver.、矢澤にこ チアガールver.と並べて。
1人でもカラフルな衣装が9人9色でとてもカラフルでポップ。
各部
ポンポンはシルバーの上からクリアーオレンジで塗装されているようで、透明感のあるメタリック。ポンポンは手首に固定されているので取り外し不可能。figmaに持たせるなんて事は出来ません。ラブライブサンシャインのfigmaにポンポンが全員付属するっぽいので、μ’sのfigmaにポンポンを持たせたいのなら、サンシャインのキャラから流用ですね。
顔は公式の画像と変わりなく、非常に良く似ています。グッスマオンライン以外のショップで購入の場合、顔はこの笑顔一種のみ。
こちらはグッスマオンライン特典のはにかみ顔。「タカラモノズ」ジャケットのイラストでの表情が元になっている・・・という事にさっき気が付きました(笑)
頭部や表情パーツはfigmaと互換性がありますが、それは後述。
figmaサイズと小さいながら、腕の筋肉の造形が良い感じ。写実的過ぎず、あっさりとし過ぎず。
袖が無い衣装は、可動フィギュアで見た目と可動を両立させるのが難しいところなので、固定のfigFIXはこの衣装をチョイスしたのかな?と思います。でもS.H.フィギュアーツの希とかことりちゃんを見るに、可動でも結構いけたのでは?という気も。
これは個体差があるかもしれませんが、腕のパーティングラインの処理が甘いです。画像だとさほど目立たないのですが、実物はもっと目立ちます。可動フィギュアと違って見た目が綺麗なのが固定フィギュアのアドバンテージなのですから、ここはもう少しきちんとして欲しいです。
胸の文字も綺麗に印刷されています。お腹の肉感も良い感じに造形されてますね。
このサイズながら、スカートは塗装も造形も非常に良く出来ています。こんな小さいのに材質をしっかり感じさせる造形が素晴らしい。
こう拡大した画像だとあまりシャープに見えないかもしれませんが、あくまで実物はfigmaサイズですからね。
腰のリボンだけはブルーの上からレッドが塗装されているようで、このパーツだけレッドがくすんでいるのがちょっと気になります。ブルーの生地の上からレッドの刺繍がされているリボンと考えれば間違いではありませんけど。
脚の造形もしっかりしてます。ただ、靴紐のホワイトの塗装がちょっとずれてしまっています。おそらく個体差だと思いますが。
スカートの下はスパッツ。このサイズながらお尻のむっちり感やスパッツの材質を感じさせる造形です。
ローラーブレードの部分は造形がややダルいです。塗装が分厚いせいでしょうか。
figmaの穂乃果との互換
figmaの穂乃果と並べて。
互換性があるくらいなのでもちろん同スケール。
頭部の互換
公式には表情パーツの互換しか表記はありませんが、figFIXも首の接続がfigmaジョイントなので、一応頭部も互換性があります。
figFIXの頭部をfigmaに装着した状態。
figFIXは髪がふわっとなびいているので、figmaの頭部より動きが出ます。・・・・が、言うまでもありませんがfigFIXはヘッドセットをつけていますし、サイドポニーテールには星型のアクセサリーが付いているので、制服のfigmaに付けると妙な格好になってしまいます。
このサイドポニーテールの根元は、figmaと違ってボールジョイントではなく固定です。固定フィギュアだから可動にする必要は無い、という判断だとなのだと思いますが、これも気が利かない仕様ですよね。サイドポニーテールの根元なんて固定でもボールジョイントでも見た目はさして変わらないと思いますし、固定フィギュアとは言っても頭部はfigmaと挿げ替え出来るのですからボールジョイントにしてほしかった。
まあいずれにしてもヘッドセットはどうにもならないので、頭部はfigmaと互換があるにはありますが微妙に「使えない」です。
表情の互換
こちらは公式にも記載されているくらいなので何の問題もなく使えます。
figFIXの笑顔をfigmaに装着。
実物を見る前は、figmaとfigFIXの笑顔では結構違う表情かな?と思っていたのですが、目線が左を向いているだけであまり違いが無いという印象。
この表情を見て、海未ちゃんをからかっている場面が浮かんだのでfigmaの海未ちゃんとfigmaのことりちゃんと並べてみました。これ以外にも、結構色々使えそうです。
もちろん、逆にfigmaの顔をfigFIXに取り付ける事も出来ます。
figmaの笑顔を装着。目線が正面の笑顔となるわけですが・・・・まあ大して変わらない(笑)
でも首はfigma関節で動かせるのだし、目線が正面の表情なら右を向かせることも出来る・・・・と思いますよね?
出来ません。
まず、翻った後ろ髪が腕に干渉するので、首がfigma関節と言っても左右への可動はほとんど出来ません。
そして根元から首が左を向いているため、仮に髪が邪魔になっていなかったとしても頭だけ右を向いたらおかしな事になってしまうでしょう。つまり、左を向く事しか出来ないのです。figma穂乃果の顔パーツはどれでも取り付けられますが、figmaのグッスマオンライン特典だったウインク顔は右目線なのでfigFIXでは使い物になりませんね。
総評
今回初めてfigFIXを購入したのですが、このサイズでもやっぱりマックスファクトリー/グッドスマイルカンパニーのフィギュアだな、というのが第1印象です。
もっと大きなスケールのマックスファクトリー製フィギュアでの造形の緻密さ、原作に似せる上手さ、独特の空気感、あるいは造形のクセでしょうか?そういったものがこのサイズでも遺憾なく発揮されています。もちろんfigmaでも造形の緻密さや原作の絵に似せる上手さはあったのですが、固定フィギュアとなった事でそういったマックスファクトリーらしさがより強く感じられます。
しかし、figmaと比べて考えるとやっぱり高いという印象は拭えません。フリーイングの「S-STYLE」くらいの価格ならまだ納得出来るのですが、可動無し・表情も1種のみで価格がfigmaと1000円しか変わらないというのはやっぱり割高だと感じます。それだったら普通に表情3種で可動のfigmaで出してくれた方が良いと思ってしまいますね。既にあるfigmaと表情の互換というのはどっちにしても変わらないでしょうし。
μ’sのフィギュアが出てくれる事は嬉しいですし、figmaの表情が増えるのは嬉しいのですが、やっぱり何かモヤっとします。
以上、figFIXの穂乃果のレビューでした。
※各通販サイトについてはこちらで解説しています⇒通販サイト 比較とおすすめ【フィギュアの買い方】
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